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【材料】スプリンクラーが決算受け大幅安 サブスクの売上高および見通しが全体的に弱い=米国株個別

(NY時間10:43)(日本時間23:43)
スプリンクラー<CXM> 9.04(-1.80 -16.61%)

 ソフトウエア開発のスプリンクラー<CXM>が大幅安。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、第2四半期の1株利益と売上高の見通しが予想を下回ったほか、通期の売上高見通しを下方修正したことが失望感に繋がっている。サブスクリプションの売上高および見通しが全体的に弱い。

 同社はまた、取締役のファム氏を共同CEOに任命したことを発表した。ファム氏は引き続き取締役も務め、年次株主総会で再任される予定。

 アナリストは同社を含むソフトウェア業界全体の厳しい背景を指摘した上で「同社が改革に取り組む中、投資家にはより多くの忍耐が求められる」と述べた。

(2-4月・第1四半期)
・1株利益(調整後):0.09ドル(予想:0.07ドル)
・売上高:1.96億ドル(予想:1.95億ドル)
  サブスク:1.77億ドル(予想:1.78億ドル)
・営業利益:571万ドル(予想:672万ドル)

(5-7月・第2四半期見通し)
・1株利益(調整後):0.06~0.07ドル(予想:0.09ドル)
・売上高:1.94~1.95億ドル(予想:1.97億ドル)
  サブスク:1.77~1.78億ドル(予想:1.81億ドル)
・営業利益(調整後):1650~1750万ドル

(25年度通期見通し)
・1株利益(調整後):0.40~0.41ドル(従来:0.38~0.39ドル、予想:0.38ドル)
・売上高:7.79~7.81億ドル(従来:8.04~8.05億ドル)(予想:8.05億ドル)
  サブスク:7.14~7.16億ドル(従来:7.40~7.41億ドル)(予想:7.37億ドル)
・営業利益(調整後):1.04~1.05億ドル

【企業概要】
 グローバル企業・マーケティング企業・政府機関・教育機関等向けに、顧客体験を管理するプラットフォームを提供する。独自のAI、コラボレーションワークフロー、シームレスな自動化、幅広いリスニング、顧客主導のガバナンスにより、企業が大量の非構造化・構造化データを分析できるよう支援する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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