【材料】ファイブ・ビロウが決算受け大幅安 「スクイッシュマロ」の需要以上の仕入れが影響=米国株個別
(NY時間09:44)(日本時間22:44)
ファイブ・ビロウ<FIVE> 109.89(-22.90 -17.25%)
工作キット、パーティーグッズなど日用品の廉価販売を手掛けるファイブ・ビロウ<FIVE>が大幅安。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高が予想外の減収となったほか、1株利益、売上高も予想を下回った。ガイダンスも公表し、第2四半期は予想を下回る見通しを示したほか、通期の見通しも下方修正した。
大人気のぬいぐるみ「スクイッシュマロ」を需要以上に仕入れたことが影響した。アンダーソンCEOは、「スクイッシュマロの需要は、消費者が食品や飲料といった生活必需品に支出をシフトするにつれて減少している」と述べた。これが第1四半期の既存店売上高の予想外の減収に繋がったという。
今回の決算を受けて目標株価を引き下げたアナリストもいる。イースター前後の売上の急激な落ち込みに言及し、「業績とガイダンスは痛々しいものであった」と指摘。「新商品の発売や低迷改善への期待にもかかわらず、同社は見通しを台無しにし、売上改善も見込めない」とも語った。
それでも、株価が下がったところでは押し目買いを推奨している。
(2-4月・第1四半期)
・既存店売上高:2.3%減(予想:1.4%増)
・1株利益:0.57ドル(予想:0.63ドル)
・売上高:8.12億ドル 12%増(予想:8.36億ドル)
・総店舗数:1605店(予想:1596店)
・出店数:61店(予想:56店)
(5-7月・第2四半期見通し)
・売上高:8.3~8.5億ドル(予想:8.8億ドル)
・1株利益:0.57~0.69ドル(予想:1.01ドル)
(25年度通期見通し)
・1株利益:4.97~5.37ドル(従来:5.71~6.22ドル)(予想:6.03ドル)
・売上高:37.9~38.7億ドル(従来:39.7~40.7億ドル)(予想:40.3億ドル)
【企業概要】
米国のティーン向けに5ドル以下の商品を販売する。ゲーム・玩具・アクセサリー類・パーティグッズ・Tシャツ・季節もの雑貨・カード類・スナック類などを取り扱う。米国に展開する実店舗で販売するほか、eコマース・ウェブサイトやオンデマンドの第三者配送サービスを通じて商品をインターネット上でも提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
ファイブ・ビロウ<FIVE> 109.89(-22.90 -17.25%)
工作キット、パーティーグッズなど日用品の廉価販売を手掛けるファイブ・ビロウ<FIVE>が大幅安。前日引け後に2-4月期決算(第1四半期)を発表し、既存店売上高が予想外の減収となったほか、1株利益、売上高も予想を下回った。ガイダンスも公表し、第2四半期は予想を下回る見通しを示したほか、通期の見通しも下方修正した。
大人気のぬいぐるみ「スクイッシュマロ」を需要以上に仕入れたことが影響した。アンダーソンCEOは、「スクイッシュマロの需要は、消費者が食品や飲料といった生活必需品に支出をシフトするにつれて減少している」と述べた。これが第1四半期の既存店売上高の予想外の減収に繋がったという。
今回の決算を受けて目標株価を引き下げたアナリストもいる。イースター前後の売上の急激な落ち込みに言及し、「業績とガイダンスは痛々しいものであった」と指摘。「新商品の発売や低迷改善への期待にもかかわらず、同社は見通しを台無しにし、売上改善も見込めない」とも語った。
それでも、株価が下がったところでは押し目買いを推奨している。
(2-4月・第1四半期)
・既存店売上高:2.3%減(予想:1.4%増)
・1株利益:0.57ドル(予想:0.63ドル)
・売上高:8.12億ドル 12%増(予想:8.36億ドル)
・総店舗数:1605店(予想:1596店)
・出店数:61店(予想:56店)
(5-7月・第2四半期見通し)
・売上高:8.3~8.5億ドル(予想:8.8億ドル)
・1株利益:0.57~0.69ドル(予想:1.01ドル)
(25年度通期見通し)
・1株利益:4.97~5.37ドル(従来:5.71~6.22ドル)(予想:6.03ドル)
・売上高:37.9~38.7億ドル(従来:39.7~40.7億ドル)(予想:40.3億ドル)
【企業概要】
米国のティーン向けに5ドル以下の商品を販売する。ゲーム・玩具・アクセサリー類・パーティグッズ・Tシャツ・季節もの雑貨・カード類・スナック類などを取り扱う。米国に展開する実店舗で販売するほか、eコマース・ウェブサイトやオンデマンドの第三者配送サービスを通じて商品をインターネット上でも提供する。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース