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【市況】日経VI:小幅に低下、株価伸び悩みで警戒感の緩和は限定的に

日経平均 <日足> 「株探」多機能チャートより

日経平均ボラティリティー・インデックス(投資家が将来の市場変動の大きさをどう想定しているかを表した指数)は6日、前日比-0.03(低下率0.17%)の17.74と小幅に低下した。なお、高値は17.79、安値は17.36。昨日の米株式市場で主要指数が上昇した流れを受け、今日の東京市場は買いが先行し、日経225先物は上昇、日経VIは低下して始まった。取引開始後、午前の時間帯は日経225先物が高値圏で推移し、市場心理が改善した。しかし、午後は積極的な買い戻しが一巡し、日経225先物は伸び悩み、ボラティリティーの高まりを警戒するムードの緩和は限定的となり、日経VIは低下幅を縮小した。

【日経平均VIとは】
日経平均VIは、市場が期待する日経平均株価の将来1か月間の変動の大きさ(ボラティリティ)を表す数値です。日経平均株価が急落する時に急上昇するという特徴があり、日経平均株価と通常は弱く逆相関する傾向があります。一方、数値が急上昇した後に、一定のレンジ(20~30程度)に回帰するという特徴も持っています。

《SK》

 提供:フィスコ

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