![](/images/newsimg/n202406050314-01.jpg)
東急不HD <日足> 「株探」多機能チャートより
東急不動産ホールディングス<
3289>や三井不動産<
8801>、三菱地所<
8802>が逆行高となっている。5日の国内債券市場で新発10年債利回り(長期金利)は低下し、一時フシ目の1%を下回った。米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測が強まるなかで米長期金利が低下した流れが、円債市場に波及する格好となった。株式市場で全体相場は軟調な地合いとなっているが、低金利環境が業況にプラス効果をもたらす不動産セクターには、国内金利の上昇が一服したことが支援材料となり、資金流入を誘ったようだ。東証の業種別指数で不動産業の上昇率は1%を超えて推移している。
出所:
MINKABU PRESS