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【市況】株価指数先物【昼】 一時3万9000円回復後は75日線を挟んだ膠着


 日経225先物は11時30分時点、前日比390円高の3万8880円(+1.01%)前後で推移。寄り付きは3万8770円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万8635円)を上回る形から、買い先行で始まった。現物の寄り付き時に付けた3万8730円を安値にロングの勢いが強まり、中盤にかけて一時3万9050円と節目の3万9000円を上回る場面もみられた。買い一巡後は持ち高調整に伴うロング解消の動きから上げ幅を縮めており、終盤にかけては3万8840円~3万8900円辺りでの保ち合いが続いた。

 日経225先物は一時3万9050円まで買われた後は上げ幅を縮めているが、75日移動平均線とボリンジャーバンドの+1σが位置する3万8870円辺りでの攻防をみせている。同水準での底堅さが意識されるようだと、再び3万9000円突破を狙ったロングが入りそうだが、抵抗線として上値を抑えられてくると、狭いレンジでのこう着感が強まることになりそうだ。

 なお、NT倍率は先物中心限月で13.90倍に上昇した。ファーストリテイリング <9983> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]、TDK <6762> [東証P]、信越化学工業 <4063> [東証P]などが日経平均型をけん引する形となった。

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