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【市況】米国株見通し:下げ渋りか、調整一服なら買戻し

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

(13時20分現在)

S&P500先物      5,329.75(+8.25)
ナスダック100先物  18,928.25(+52.25)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は小幅高、NYダウ先物は30ドル高。米金利は戻りが鈍く、本日の米株式市場は買い先行となりそうだ


24日の主要3指数は反発。ナスダックとS&Pは序盤の堅調を維持したが、ダウは終盤の失速で4ドル高にとどまり39069ドルで取引を終えた。この日発表された耐久財受注は予想よりも強い内容となったほか、連邦準備制度理事会(FRB)当局者による引き締め的な政策方針が相次ぎ売り材料に。長期金利の低下を手がかりにハイテクへの買戻しが強まった半面、3連休を控え主力株を中心に利益確定売りが波及し相場を圧迫した。


本日は下げ渋りか。足元の堅調な経済指標を背景にFRBの早期利下げ観測は一段と後退し、積極的な買いは入りづらい展開となりそうだ。長期金利の高止まりでハイテク売りに振れれば、相場を圧迫。一方で、利下げ時期は不透明ながら、一段の利上げに否定的な見解もあり、極端な売りは抑制されるだろう。前週は利益確定売りが強まり、割安感の生じた銘柄には買い戻しが期待される。HPの決算発表を控え、ハイテクが注目される。

《TY》

 提供:フィスコ

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