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【通貨】明日の為替相場見通し=上値の重さが意識され軟調な展開か

米ドル/円 <日足> Slowストキャス 「株探」多機能チャートより
 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、上値の重さが意識されドル売り・円買いが強まる可能性がありそうだ。予想レンジは1ドル=155円70銭~156円80銭。

 21日の東京市場ではドル円相場が一時156円台半ばまで上伸したものの、15日につけた156円56銭には届かず伸び悩んだ。日本政府・日銀による2度目の円買い介入があったと推測される水準である157円台に近づくと警戒感が高まりやすいようだ。米連邦準備理事会(FRB)高官が相次いで早期利下げに慎重な見方を示しているなか、米国の金融引き締めが長期間続くとの観測がドルを支える構図は変わらないとみられるが、積極的には円を売りにくいだろう。

 なお、今晩は目立った経済指標の発表はないが、ウォラーFRB理事やウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の講演が予定されているほか、バーFRB副議長がダラス連銀主催の討議に参加する。

出所:MINKABU PRESS

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