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【市況】株価指数先物【昼】 3万9000円接近では押し目狙いのロング対応


 日経225先物は11時30分時点、前日比80円高の3万9150円(+0.20%)前後で推移。寄り付きは3万9280円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万9295円)にサヤ寄せする形から、買い優勢で始まった。現物の寄り付き時に付けた3万9360円を高値に、その後は利益確定によるロングを解消する動きとなり、終盤にかけて一時3万9090円まで上げ幅を縮める場面も見られた。

 日経225先物はナイトセッションで付けた高値水準では、ロングを解消する動きになったようだ。ボリンジャーバンドの+1σ(3万8900円)と+2σ(3万9480円)とのレンジ内での推移であり、エヌビディア<NVDA>の決算待ちのなかでは、レンジブレイクを狙った動きはなく、スキャルピング中心のトレードであろう。寄り付き後早い段階で利益確定の流れから上げ幅を縮めているが、3万9000円に接近する局面においては、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.12倍に上昇した。米ハイテク株が買われた流れから、アドバンテスト <6857> [東証P]、東京エレクトロン <8035> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が買われ、相対的に日経平均型優位の展開となった。ただし、一時14.16倍まで上げたものの、その後は200日移動平均線が位置する14.14倍水準での攻防をみせているため、スプレッド狙いを手掛けづらくさせている。

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