【材料】<動意株・21日>(前引け)=QPS研究所、芝浦電子、MS&AD
QPS研究所 <日足> 「株探」多機能チャートより
芝浦電子<6957>=大幅続伸で年初来高値にツラ合わせ。同社は20日取引終了後、「中期経営計画2024-2026」を策定したと発表。最終年度となる27年3月期の連結営業利益目標を75億円(24年3月期実績は51億400万円)としていることが評価されているようだ。27年3月期の連結売上高目標は385億円(同324億100万円)に設定。新市場の開拓、新製品の開発、多角化、先端技術導入、業務提携・共同開発を実行していくという。
MS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725>=切り返し急で年初来高値更新。20日の取引終了後、24年3月期の連結決算発表にあわせ、今期の業績・配当予想と自社株買いの実施を公表した。自社株買いについては取得総数1億3000万株(自己株式を除く発行済み株式総数の8.2%)、取得総額1900億円を上限とする。25年3月期の純利益は前期比65.2%増の6100億円と最高益の更新を計画。年間配当予想も実質増配の見通しで、これらをサプライズ視した買いが集まっている。自社株の取得期間は21日から12月23日まで。今期の年間配当予想は株式分割考慮後ベースで145円とした。株式分割前の水準では435円となる。前期の年間配当270円から実質的な増配となる見込み。なお前期の配当について、同社はこれまでの予想から30円増額している。
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出所:MINKABU PRESS