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【材料】クリアル---24年3月期は2ケタ増収増益、「CREAL」の各サービスが順調に伸長

クリアル <日足> 「株探」多機能チャートより

クリアル<2998>は15日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高は前期比28.0%増の210.44億円、売上総利益は同61.4%増の35.62億円、営業利益は同79.1%増の9.80億円、経常利益は同89.7%増の9.41億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同92.6%増の6.47億円となった。

同社グループは「CREAL」サービスにおいて、東京23区を中心に一棟レジデンス、コリビングタイプのレジデンス、商業施設、物流施設、新設保育園、オフィス、ホテル、老人ホームの不動産ファンドをオンラインで提供し、運用資産残高とアセットタイプの拡充を図るとともに、着実に売却を実行することで、投資家会員数は6万人、累計投資金額は450億円を突破した。「CREAL PB」サービスでは、中古ワンルームマンションの販売本数を伸ばした。そして「CREAL PRO」サービスにおいては、前期に続き海外機関投資家を対象に国内レジデンスを複数組み入れたファンドを組成したことや、富裕層投資家に対する物件の仲介を行ったことにより手数料及びアセットマネジメントフィーの増加につなげることができた。一方で、事業拡大に伴い先行投資も含めた人員の拡充が進み、人件費が大きく増加した。

2025年3月期通期の連結業績予想については、売上高は前期比107.2%増の436.00億円、売上総利益は同33.3%増の47.50億円、営業利益は同37.7%増の13.50億円、経常利益は同32.8%増の12.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益は同31.3%増の8.50億円を見込んでいる。

《SI》

 提供:フィスコ

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