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【材料】サクサホールディングス---24年3月期は増収・2ケタ増益、セキュリティソリューション分野が大幅増収に

サクサ <日足> 「株探」多機能チャートより

サクサホールディングス<6675>は10日、2024年3月期連結決算を発表した。売上高が前期比9.7%増の409.48億円、営業利益が同38.4%増の33.45億円、経常利益が同42.7%増の34.06億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同365.3%増の28.00億円となった。

ネットワークソリューション分野の売上高は、261.34億円(前期比7.05億円増加)となった。主にボタン電話装置において、自社ブランドおよび特定顧客向けともに資材および部品を一定数確保でき顧客の需要に応じられたこと、さらに自社ブランドボタン電話装置については、2023年10月に発売した小規模事業者向けのボタン電話装置の販売が好調なこと、販売パートナーの店内シェアアップに努めたことで販売数量が増加した。また、ビジュアルソリューションにおいてIP監視カメラシステムの販売が増加し、SIビジネスにおいて特定顧客向け構築案件の販売が増加した。

セキュリティソリューション分野の売上高は、148.13億円(前期比29.22億円増加)となった。アミューズメント市場において、新カードユニットへの入替需要の高まりから、カードリーダライタ等の販売が増加したこと、さらにEMSにおいて産業用機器向けの需要が増加したことによる。

2025年3月期の連結業績予想については、次期「中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)」の策定中であり記載していない。2024年5月末頃までに、次期「中期経営計画(2025年3月期~2027年3月期)」と併せて公表予定である。

《HH》

 提供:フィスコ

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