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【材料】ファストリーが決算受け急落 大口顧客からの価格圧力により通期ガイダンスを下方修正=米国株個別

(NY時間09:53)(日本時間22:53)
ファストリー<FSLY> 8.23(-4.70 -36.36%)

 クラウドのファストリー<FSLY>が急落。前日引け後に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、1株損益の赤字は予想よりは若干少なかったほか、売上高は予想範囲内となった。ただ、株価は冴えない反応で、予想を下回るガイダンスを嫌気している模様。第2四半期の売上高は予想を下回り、通期の見通しを下方修正した。

 アナリストは「第1四半期の売上高は予想範囲内であったが、一部の大口顧客からの価格圧力により通期の売上高ガイダンスを下方修正している。トラフィック・コミットメントの増加を伴わなかったタイミングで価格改定が行われてしまった」と述べている。

(1-3月・第1四半期)
・1株損益(調整後):-0.05ドル(予想:-0.06ドル)
・売上高:1.33億ドル(予想:1.33億ドル)
・EBITDA(調整後):374万ドル
・顧客:3290

(4-6月・第2四半期見通し)
・1株損益(調整後):-0.06~-0.10ドル(予想:-0.02ドル)
・売上高:1.30~1.34億ドル(予想:1.40億ドル)

(通期見通し)
・1株損益(調整後):-0.12~-0.06(従来:-0.06~0.00ドル)(予想:-0.03ドル)
・売上高:5.55~5.65億ドル(従来:5.80~5.90億ドル)(予想:5.85億ドル)

【企業概要】
 米国内外において、アプリケーション配信用に設計されたエッジクラウドプラットフォームを運営する。クラウドコンピューティング・画像最適化・セキュリティ・エッジコンピューターテクノロジー・ストリーミングソリューションを提供する。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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