【材料】アップル、インドでのアイフォーン生産を倍増と伝わる=米国株個別
(NY時間09:54)(日本時間22:54)
アップル<AAPL> 167.59(-2.08 -1.23%)
アップル<AAPL>のインドでのアイフォーンの生産額が2024年1-3月期に140億ドルに倍増したと伝わっている。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。同社の中国から生産を分散させる取り組みが加速している兆しだとし、同社はアイフォーンの7台に約1台、最大14%相当をインドで生産しているという。
地政学的な緊張が高まる中、インドでの生産拡大は同社が長期的な中国依存を減らす取り組みを速めていることを示唆している。同社にとって、中国は最大のアイフォーンの製造拠点であり、最も大きな海外市場であることに変わりはない。だが、ファーウェイなどライバルの台頭や、外国技術を巡る職場使用制限の強化による影響で、同社の中国での売上高は落ち込んでいる。
1-3月期のインド製アイフォーンのうち、台湾のフォックスコンが67%近く、和碩聯合科技(ペガトロン)が約17%を組み立てた。残りは南部カルナタカ州にある緯創資通(ウィストロン)の工場で製造されたという。
ただ、株価は本日の米消費者物価指数(CPI)を受けてほぼ全面安となっており、同社株も下落している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース
アップル<AAPL> 167.59(-2.08 -1.23%)
アップル<AAPL>のインドでのアイフォーンの生産額が2024年1-3月期に140億ドルに倍増したと伝わっている。ブルームバーグが関係者の話として伝えた。同社の中国から生産を分散させる取り組みが加速している兆しだとし、同社はアイフォーンの7台に約1台、最大14%相当をインドで生産しているという。
地政学的な緊張が高まる中、インドでの生産拡大は同社が長期的な中国依存を減らす取り組みを速めていることを示唆している。同社にとって、中国は最大のアイフォーンの製造拠点であり、最も大きな海外市場であることに変わりはない。だが、ファーウェイなどライバルの台頭や、外国技術を巡る職場使用制限の強化による影響で、同社の中国での売上高は落ち込んでいる。
1-3月期のインド製アイフォーンのうち、台湾のフォックスコンが67%近く、和碩聯合科技(ペガトロン)が約17%を組み立てた。残りは南部カルナタカ州にある緯創資通(ウィストロン)の工場で製造されたという。
ただ、株価は本日の米消費者物価指数(CPI)を受けてほぼ全面安となっており、同社株も下落している。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース