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【材料】売られ過ぎのサイン示現 反転期待の2銘柄!=米国株個別

(NY時間15:39)(日本時間04:39)
マクドナルド<MCD> 267.59(-2.51 -0.93%)
バイオジェン<BIIB> 203.74(-1.56 -0.76%)

 今週はFRBの利下げ期待の後退に原油高が重なり、S&P500は3週間ぶりの週足陰線となりそうな気配となっていいる。ただ、今週プレッシャーを受けていた銘柄の中には売られ過ぎのサインも出ており、来週以降反転の可能性も出ている。

◆マクドナルド<MCD>
 株価は今週5%以上下落し、年初来では10%近く下落している。株価はやや売られ過ぎで、過熱感を測るテクニカル指標であるRSIがは24付近まで低下。30を下回ると売られ過ぎのサイン。アナリストの67%が株価を「買い」で評価しており、目標株価の平均は21%以上の上昇を示唆している。

 同社は最近、クリスピー・クリーム<DNUT>との提携拡大を発表し、2026年末までに全米のマクドナルドの店舗でクリスピーのドーナツを販売する計画。また、同社はきょう、イスラエルのフランチャイズを構成する225店舗すべてを買収する意向と発表していた。

◆バイオジェン<BIIB>
 バイオ医薬品のバイオジェン<BIIB>も有望。RSIは29となっている。株価は年初来で21%超下落している。同社は2月に多発性硬化症治療薬の売上が減少し、予想を下回る決算を発表していた。

 しかし、アナリストは同社の株価が回復すると考えており、74%が「買い」と評価している。目標株価の平均は45%以上の上昇を示唆。一部のアナリストは最近、同社が南米で拡大する可能性について楽観的な見方を示した。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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