【材料】三協立山が24年5月期業績予想を下方修正
三協立山 <日足> 「株探」多機能チャートより
欧州経済の景気低迷による電気自動車向け販売量が想定以上に減少していることに加えて、国内において物価高などの影響による住宅投資の減退で建築市場の低迷が継続していることや、半導体分野など産業用を中心とするアルミ押出形材の販売量の回復が望めないことなどが要因。また、能登半島地震の影響による修繕費などの発生費用や工場の操業停止に伴う損失など特別損失約21億円の計上なども最終損益を悪化させる。
なお、同時に発表した第3四半期累計(23年6月~24年2月)決算は、売上高2644億5900万円(前年同期比4.1%減)、営業利益26億5900万円(同2.5倍)、最終損益5億6900万円の赤字(前年同期6億400万円の黒字)だった。
出所:MINKABU PRESS