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【特集】サムティ Research Memo(6):海外事業をはじめ、各分野でパートナーとの協業が活性化

サムティ <日足> 「株探」多機能チャートより

■トピックス

1. ベトナムでの第2弾となる分譲住宅事業が始動
ベトナム国ハノイ市での分譲住宅事業「THE SAKURA プロジェクト」に続き、同国ホーチミン市において第2弾となる分譲住宅事業「THE STAR プロジェクト」が始動した。第1弾と同様、ベトナム国最大手の不動産デベロッパーであるVHM との共同により、計4棟(住宅:1,954戸、ショップ56戸)の分譲住宅を開発する計画である。ホーチミン市内北部のGrand Parkにおいて、住宅だけでなく、学校や病院、スーパーマーケット、ショッピングモール、オフィスビル、広大な公園なども併設する大規模開発エリア内(272 ha)でのプロジェクトとなる。販売開始を2024年7月、竣工・引き渡しを2026年初旬に予定している。

2. 沖縄北部新テーマパーク「JUNGLIA」に出資
2025年開業予定の沖縄北部新テーマパーク「JUNGLIA」への出資を行った。オフィシャルホテルや従業員向け住宅などを、テーマパークを開発・運営する(株)ジャパンエンターテインメントと協業して優先的に開発するところに主な狙いがある。インバウンド需要や観光産業に寄与するだけでなく、地域の特性を生かした魅力づくりや、雇用創出など地域社会の発展に様々な形で貢献する考えである。

3. メルキュール東京羽田エアポートが開業
2023年11月26日にサムティ<3244>が開発したホテル「メルキュール東京羽田エアポート」(363室)※1が開業した。「メルキュール」ブランドのホテルを運営する仏アコーとのパートナーシップにより開業したホテルは4件目※2となる。

※1 昔ながらの東京のピースと、未来の東京を融合させた「東京エクレクティク(TOKYO ECLECTIC)」をデザインコンセプトとし、日本の伝統的な手工芸の要素と、メルキュールブランドの有する欧州エッセンスを取り入れた、新しくも懐かしさを感じられるホテル。今や日本の代表的なサブカルチャーとなった漫画やアニメ、そして電化製品をモチーフとしたオブジェなども取り入れ、ホテル内に一歩足を踏み入れると、そこには東京の過去から未来を感じさせる空間が広がる(同社資料よりフィスコ抜粋)。
※2 他には、「メルキュール京都ステーション」「イビススタイルズ名古屋」「メルキュール飛騨高山」がある。

(執筆:フィスコ客員アナリスト 柴田郁夫)

《HH》

 提供:フィスコ

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