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【市況】金融政策を巡る不透明感払拭で買い優勢の地合いに/後場の投資戦略

日経平均 <1分足> 「株探」多機能チャートより

日経平均 : 39521.43 (+813.79)
TOPIX  : 2711.15 (+40.35)


[後場の投資戦略]

 為替は1ドル149円台と朝方比では目立った動きは観測されていない。明日15時30分から行われる植田和男日銀総裁の記者会見で、今後の金融政策をどのように説明するのかが注目されているため、週末の日銀会合報道に対する売買は前場で一巡したと考える。今年に入って、日銀関係者は「段階的な利上げは行わない」といったメッセージを発信していることから、今のところ「マイナス金利の解除」後の金融政策に対する安心感が先行しているが、「はしご外し」に警戒といった状況か。明日の植田日銀総裁の記者会見までは、株式市場、為替市場、債券市場ともに様子見ムードが強まると想定。後場の東京市場は積極的な売買が減少し、こう着感が強まると考える。
《AK》

 提供:フィスコ

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