【市況】【市場反応】米・3月NY連銀製造業景気指数/2月輸入物価指数、ドル買い継続
米ドル/円 <日足> 「株探」多機能チャートより
米3月NY連銀製造業景気指数は-20.9と、2月-2.4から予想以上に悪化した。4カ月連続のマイナスとなった。同指数の仕入れ価格が28.7と、33から低下。販売価格は17.8と、17.0から上昇した。
同時刻に発表された米2月輸入物価指数は前月比+0.3%と、予想通り1月+0.8%から伸びが鈍化。
結果を受けた反応は鈍く、米国債相場は引き続き売りが先行した。10年債利回りは4.3%まで上昇し2月末来の高水準となった。ドル買いも強まり、ドル・円は148円70銭から148円87銭まで上昇。ユーロ・ドルは1.0994ドルから1.0889ドルへじり安推移した。
【経済指標】
・米・2月輸入物価指数:前月比+0.3%(予想:+0.3%、1月:+0.8%)
・米・3月NY連銀製造業景気指数:-20.9(予想:-7.0、2月:-2.4)
《KY》
提供:フィスコ