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【特集】個人投資家・有限亭玉介:TSMCやPSMC、ラピダス進出で注目する銘柄群【FISCOソーシャルレポーター】

九州FG <日足> 「株探」多機能チャートより

以下は、フィスコソーシャルレポーターの個人投資家「有限亭玉介」氏(ブログ:儲かる株情報「猫旦那のお株は天井知らず」)が執筆したコメントです。フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。

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※2024年3月4日10時に執筆

TSMCの工場が誘致された熊本県の菊陽町が盛り上がっているようですねぇ。土地の価格が上昇して労働者の時給も上がり、ちょっとしたバブルになっているとも報道されております。日の丸半導体の復活へ向けて、政府も尽力しているようです。

改めまして株&猫ブログ「儲かる株情報『猫旦那のお株は天井知らず』」を執筆しております、有限亭玉介と申します。

AI半導体の需要拡大によって世界各国で先端半導体の開発競争が激化した後は、宇宙開発に関連した半導体の需要も拡大するのでしょうか。テクノロジーの進化がある限り、半導体への需要も拡大し続けるのかもしれません。

熊本のTSMC、宮城県大衡村にはPSMCの半導体工場が建設予定で、世界中の半導体企業が日本に注目している事でしょう。過疎化する地方に働き口が出来て、経済が潤っていけば自治体も喜んでいるはずです。昨今ではAI(人工知能)向けデータセンターの建設もラッシュというニュースも目にしますから、技術革新による地方創生は今後も続くと思われます。

本気で国の将来を考えて基幹産業にするのであれば、今の政府の支援では十分とは言えません。単に工場を建設するだけでなく、次世代の人材を育成する為の教育支援まで視野を広げて中長期のビジョンを掲げていくべきですし、かつてはその「人材」が海外に流れてしまい、日本の技術の流出に繋がった反省は活かさなくてはなりません。再び日の丸半導体が世界の覇権を目指すのなら、技術的には未熟ですので大規模な投資が必要不可欠です。

2月27日、北海道千歳市のラピダスは、カナダのテンストレントからエッジAI向け次世代半導体の生産を受託すると発表されました。AIにより人間が仕事を奪われて働き方が変わると言われながらも、実際は地方都市がAIの恩恵を受けているような気がします。そんな全国に点在する半導体都市で思惑がありそうな銘柄をチェックして参ります。

TSMCの工場が建設された熊本を含む九州全土でも、半導体に関連した経済圏が構成されていく事への期待感が強いです。これから設備投資などが活発になるなら地銀大手の九州FG<7180>にも思惑がありますねぇ。インフレ局面で銀行株のパフォーマンスは上がっておりますから、中長期で監視です。

熊本県大津町に、半導体向け石英製品工場と半導体設備洗浄工場を新設する予定であるフェローテク<6890>もここ最近、注視しております。真空シール世界トップシェアの同社は、業績も堅調です。新工場はそれぞれ25年1月と24年12月に操業開始する予定との事。

熊本に本社を構える平田機工<6258>も熊本半導体関連としてチェックですねぇ。昨年末からじわじわと思惑買いが入ると、上昇トレンドを形成中。TSMCとは台湾子会社を通じて取引があるようで、TSMCのニュースと同社を併せて注視ですな。

東北電力系の電気工事会社であるユアテック<1934>は、PSMCの新工場で思惑買いが流入している模様。25日移動平均線を下値に鮮やかな上昇トレンドを形成しております。PBRは1倍割れで、直近の決算では上方修正と増配も発表しました。

半導体用薬液制御機器などを手掛けるCKD<6407>は、宮城県大衡村で工場の土地・建物を取得したと発表するとPSMC関連への思惑買いを誘いました。直近では上場来高値を更新しており、半導体業界の中でも同社は重要なポジションを担う製品を手掛けておりますな。

最後は北海道地盤の建設資材商社のクワザワHD<8104>です。北海道千歳市には、ラピダスが工場を建設する予定で、同社も経済効果の恩恵を受けるのでは…と、睨んでおります。直近のチャートも下値を切り上げて、昨年来高値を更新しました。3Q時点で経常利益の通期計画を超過しており、中長期で監視を続けていきたいですな。

さて、ちょっとお話が長くなりましたが、あたくしのブログではそんな「今強含んでいる個別株・テーマ株」を紹介しています。お暇があれば覗いてみてやってください。愛猫「アル」と共にお待ち申し上げております。

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執筆者名:有限亭玉介
ブログ名:猫旦那のお株は天井知らず

《TY》

 提供:フィスコ

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