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【市況】株価指数先物【昼】 4万0250円を挟んだ狭いレンジでの推移


 日経225先物は11時30分時点、前日比230円高の4万0230円(+0.57%)前後で推移。寄り付きは4万0300円と、シカゴ日経平均先物(3月限)清算値(4万0220円)を上回る形で、買いが先行して始まった。現物の寄り付き時には4万0350円まで買われ、買い一巡後に4万0130円まで上げ幅を縮める場面も見られた。ただし、4万円接近での底堅さがみられるなか、4万0250円を中心とした、オプション権利行使価格の4万0125円と4万0375円とのレンジ内での推移が続いた。

 日経225先物は、ハイテク株主導で買われた週末の米国市場の流れを引き継ぐ格好から、東京エレクトロン <8035> [東証P]、アドバンテスト <6857> [東証P]など指数インパクトの大きい値がさハイテク株が日経平均型をけん引する格好となるなか、一時4万0350円まで買われた。オプション権利行使価格の4万0375円を超えてこなかったことから、その後は落ち着いた動きをみせているものの、4万円を上回っての狭いレンジでの推移の中では、ショートは避けたいところである。

 なお、NT倍率は先物中心限月で一時14.83倍まで上昇し、2月16日に付けた14.79倍を上回ってきたことで、ボリンジャーバンドの+2σが位置する14.88倍辺りが意識されてきそうだ。日経平均株価は300円を超える上昇となるなか、東証プライムの値下がり数は1100を超えている。TOPIXは一時下落に転じる場面も見られるなか、NTロングに振れやすい。

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