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【注目】話題株ピックアップ【昼刊】:さくらネット、QPS研究所、三越伊勢丹

さくらネット <日足> 「株探」多機能チャートより
■さくらインターネット <3778>  8,830円  +1,470 円 (+20.0%)  11:30現在  東証プライム 上昇率2位
 さくらインターネット<3778>が続急騰、1470円高の8830円に買われる人気となった。日経平均株価が約34年ぶりに史上最高を更新した前々週22日に上場来高値を更新したが、きょうまでの7営業日合計で3230円の急騰をみせた。米国ではエヌビディア<NVDA>人気が一段と加速しており、同社株は時価総額で2兆ドルを突破、周辺の人工知能(AI)関連株も軒並み値を飛ばしている。生成AI市場の拡大を背景に足もとでAIサーバーの注文が殺到している状況にあり、東京市場では同関連テーマの最右翼に目される同社株への投資資金流入が止まらない状況となっている。

■QPS研究所 <5595>  3,295円  +500 円 (+17.9%) ストップ高買い気配   11:30現在
 QPS研究所<5595>は朝方から買いが殺到し、カイ気配でスタートした後は気配値を切り上げる展開となり、ストップ高の3295円水準でカイ気配となっている。前週末1日の取引終了後、防衛省から新たに宇宙領域の活用に必要な共通キー技術の先行実証に向けた衛星の試作を受注したと発表したことが好感されている。受注金額は56億4900万円で、納期は28年5月期中を予定しているという。なお、同案件の受注により生じる見込み先行費用が24年5月期業績に与える影響は、既に業績予想において想定した不確実性などの想定の範囲にとどまると見込んでいる。

■三越伊勢丹 <3099>  2,222.5円  +108.5 円 (+5.1%)  11:30現在
 三越伊勢丹ホールディングス<3099>が大幅高で昨年来高値を更新している。前週末1日の取引終了後に発表した2月度の国内百貨店事業売上速報で、三越伊勢丹合計の既存店売上高が前年同月比26.4%増となったことが好感されている。ラグジュアリーブランドやデザイナーズブランドを中心にジャケットやブルゾンなどの春物アウターなどが好調に推移し、ハンドバッグや財布などの革小物、化粧品などの売り上げも伸長。また、得意先向けのイベントやバレンタイン関連イベントなども好調だった。同社をはじめ、大手百貨店は軒並み増収基調を継続しており、J.フロント リテイリング<3086>は同21.8%増、高島屋<8233>は同17.5%増、エイチ・ツー・オー リテイリング<8242>は同24.7%増だった。

■パークシャ <3993>  6,700円  +300 円 (+4.7%)  11:30現在
 PKSHA Technology<3993>が大幅続伸している。前週末1日の取引終了後、子会社PKSHA Workplaceが立命館大学と共同で、大学向けチャットボット上に「生成AIを用いた、学びのコンシェルジュ」(探究型AIコンシェルジュ)機能を開発したと発表しており、好材料視されている。PKSHA Workplaceは23年7月にデジタルキャンパスコンソーシアム構想を掲げ、AI対話エンジンや共通FAQプラットフォームなどを活用した大学のDXに取り組んでいる。今回開発した「探究型AIコンシェルジュ」はこの構想の一環として、産学共同研究結果に基づき開発されたもので、学びにおける個人の志向にもとづいた意思決定を支援するために、履修科目などの提案を行うコンシェルジュとして、学生の学びを拡張する支援を行う。

■三井不動産 <8801>  4,268円  +124 円 (+3.0%)  11:30現在
 三井不動産<8801>が3日続伸し上場来高値を更新している。前週末1日の取引終了後、3月31日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表したことが好感されている。投資単位当たりの金額を引き下げることで、投資家がより投資しやすい環境を整えるとともに、株式の流動性の向上と投資家層の拡大を図ることが目的という。同時に、25年3月末時点の株主から株主優待制度を新設すると発表しており、これも好材料視されている。毎年3月31日時点で100株以上を保有する株主を対象に、保有株数に応じてららぽーとや三井アウトレットパークなどの施設や三井ショッピングパーク公式通販サイト「&mall」などで使える三井ショッピングパークポイントを1000~1万2000ポイント贈呈する。また、長期保有者優待制度として追加ポイントを贈呈するとしている。

■東京エレクトロン <8035>  39,400円  +1,020 円 (+2.7%)  11:30現在
 東京エレクトロン<8035>、レーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、ディスコ<6146>、SCREENホールディングス<7735>など半導体製造装置関連が総じて高い。前週末の米国株市場では米10年債利回りの低下を背景にハイテク株に物色の矛先が向き、特にエヌビディア<NVDA>をはじめとする生成AI・半導体関連セクターに投資資金の流入が顕著となった。半導体銘柄で構成されるフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は4.3%高と急伸をみせており、この流れを東京市場でも引き継いでいる。エヌビディアは時価総額が2兆ドルを突破し、リスクオンの色が一段と強まっている。

■良品計画 <7453>  2,448円  +40 円 (+1.7%)  11:30現在
 良品計画<7453>が3日続伸している。午前10時ごろ、生活協同組合コープかがわ(香川県高松市)及びヤマナカ<8190>への「無印良品」の商品供給を開始し、スーパーマーケットへの商品供給を拡大すると発表したことが好感されている。今回のスーパーマーケットへの商品供給拡大は、全国津々浦々で日常の基本を支える商品・サービスを提供することを目指したもの。コープかがわが運営する2店舗、ヤマナカが運営する4店舗で7日から順次商品供給を開始し、店内一画での販売を行うとしている。なお、スーパーマーケットへの商品供給は、沖縄のサンエー<2659>、北陸のアルビス<7475>、近畿の平和堂<8276>に行っており、今回は四国、東海地方での初の取り組みとなる。

■ゴールドウイン <8111>  9,013円  +111 円 (+1.3%)  11:30現在
 ゴールドウイン<8111>はしっかり。前週末1日の取引終了後、中国で衣料品やアウトドア用品の販売を手掛ける蘇州愿景零售(SGAR社)と合弁会社を設立すると発表した。オリジナルブランド「ゴールドウイン(Goldwin)」のグローバル展開に向け、中国市場での事業拡大を目指す。合弁会社の出資比率はゴルドウインが65%、SGAR社が35%となる。設立時期は4月の予定。

■KeePer技研 <6036>  5,580円  -750 円 (-11.9%)  11:30現在  東証プライム 下落率トップ
 KeePer技研<6036>が大幅安。前週末1日取引終了後にキーパーラボ運営事業の2月度の月次売上高を発表し、既存店売上高は前年同月比11.9%減だった。これまで前年比プラスが続いていただけに、マイナスとなったことを失望した売りが出ている。既存店ベースの来店台数は同24.1%減、平均単価は16.1%増だった。また、全店売上高は同1.8%減だった。

■DyDo <2590>  2,872円  -238 円 (-7.7%)  11:30現在  東証プライム 下落率4位
 ダイドーグループホールディングス<2590>が3日続落している。前週末1日の取引終了後に発表した24年1月期連結決算は、売上高2133億7000万円(前の期比33.2%増)、営業利益37億3200万円(同5.3倍)、純利益44億2300万円(前の期5億700万円の赤字)となったが、11~1月期では営業赤字幅が拡大しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。主力の国内飲料事業で子会社ダイドードリンコとアサヒ飲料との自動販売機事業に関する包括的業務提携により、23年1月にダイナミックベンディングネットワークを設立した子会社増加効果があったことに加えて、22年10月と23年5月に実施した価格改定の効果、23年11月に実施した自販機チャネルにおける価格改定の効果があったことなどが牽引した。ただ、依然として容器・包装価格やエネルギーコストの高騰による影響や、海外飲料事業での、超インフレ会計適用による会計上の調整も影響した。なお、25年1月期業績予想は、トルコ飲料事業に関して為替及びインフレ率の見通しが不透明で合理的な影響額を算出することが困難であるとして未定としている。

■日本コークス工業 <3315>  119円  -8 円 (-6.3%)  11:30現在  東証プライム 下落率6位
 1日に業績修正を発表。「今期経常を36%下方修正」が嫌気された。
 日本コークス工業 <3315> [東証P] が3月1日大引け後(16:00)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常損益を従来予想の55億円の黒字→35億円の黒字(前期は7.5億円の赤字)に36.4%下方修正した。
  ⇒⇒日本コークス工業の詳しい業績推移表を見る

■三和ホールディングス <5929>  2,563.5円  -113.5 円 (-4.2%)  11:30現在
 三和ホールディングス<5929>が4日ぶりに反落。SMBC日興証券が1日付で投資判断を「1」から「2」へ引き下げたことが売り材料視されている。同証券では、目標株価は2400円から2550円に引き上げたが、直近の株価上昇やセクター内の相対評価を踏まえて投資評価を見直したとした。23年3月期から24年3月期にかけて米州事業の価格効果が寄与して業績は急伸長したが、25年3月期業績は踊り場になるとみている。

■コメリ <8218>  3,390円  -105 円 (-3.0%)  11:30現在
 コメリ<8218>が反落している。前週末1日の取引終了後に発表した2月度の月次状況で、既存店売上高が前年同月比0.4%減と7カ月連続で前年割れとなったことが嫌気されている。セメントや機械釘などのプロ向けの消耗品や庭園資材・除草関連商品などの外作業用品は堅調だったものの、1月に続いて暖冬と昨年の寒波の影響を受け、水道管の凍結対応商品や暖房用品・灯油などの季節関連商品の販売が苦戦した。なお、全店売上高は同0.7%増だった。

■NXHD <9147>  7,837円  -202 円 (-2.5%)  11:30現在
 NIPPON EXPRESS ホールディングス<9147>が軟調推移。前週末1日、株式の売り出し決議を発表した。需給面での悪影響を警戒した売りが優勢となったようだ。売り出し株数は421万6600株で、売り出し人は日野自動車<7205>、SOMPOホールディングス<8630>傘下の損害保険ジャパン、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>傘下の三菱UFJ銀行、いすゞ自動車<7202>など。売り出し価格は11日から13日までの間のいずれかの日に決める。NXHDは同時に自社株買いも発表した。取得総数160万株(自己株式を除く発行済み株式総数の1.82%)、取得総額100億円を上限に実施する。取得期間は4月11日から7月31日までとする。

■日東工業 <6651>  4,570円  -20 円 (-0.4%)  11:30現在
 日東工業<6651>がしっかり。前週末1日の取引終了後、同社と三社電機製作所<6882>、FAプロダクツ(東京都港区)、徳倉建設<1892>の4社による合弁会社「EMソリューションズ」の事業を開始したと発表しており、好材料視されている。EMソリューションズは、日東工業50.1%、三社電機製作所20.0%、FAプロダクツ20.0%、徳倉建設9.9%の出資で設立。再生可能エネルギー導入のコンサルティング及び開発・施工・販売などを展開するとしている。

■クロスキャット <2307>  1,522円  +300 円 (+24.6%) ストップ高   11:30現在
 クロスキャット<2307>が300円高はストップ高となる1522円に買われ気配値で張り付く人気となった。米国で人工知能(AI)関連株の人気が沸騰している。その流れを引き継ぐ形で東京市場でも同関連で出遅れる好実態株に投資マネーが集中している。金融業界向けで高い実績を有しクレジット関連案件で強みを発揮する同社だが、AI分野に経営資源を投下し積極展開を図っていることで知られる。AIを活用した音声コンテンツ生成システムの開発や、AI技術を使って小売業界向けに店舗の商品需要量や在庫量の予測サービスを開始するなど、新境地を開拓している。業績も急成長局面に突入しており、AI関連相場に乗って足もとで存在感を一気に顕在化させた。

■ブリッジG <9225>  1,760円  +300 円 (+20.5%) ストップ高買い気配   11:30現在
 ブリッジコンサルティンググループ<9225>がカイ気配スタートで大底圏から水準を一気に切り上げている。経営管理の課題解決を支援するコンサルティング会社で、企業買収や提携などを駆使し業容拡大に貪欲な姿勢をみせる。前週末1日取引終了後、アミューズメント事業を国内外で展開するGENDA<9166>との業務提携契約の締結を発表、これが株価を強く刺激する格好となった。GENDAもM&Aによるエンタメ事業規模の拡大に積極的で、今回の提携ではM&A戦略を通じた相互事業の発展を目指す構えにある。なお、きょうはGENDAも大きく買い優勢でスタートしている。

●ストップ高銘柄
 ピクセルカンパニーズ <2743>  114円  +30 円 (+35.7%) ストップ高   11:30現在
 Laboro.AI <5586>  1,401円  +300 円 (+27.3%) ストップ高   11:30現在
 ヘッドウォータース <4011>  17,320円  +3,000 円 (+21.0%) ストップ高   11:30現在
 など、16銘柄

●ストップ安銘柄
 フォーサイド <2330>  435円  -100 円 (-18.7%) ストップ安売り気配   11:30現在
 など、1銘柄

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