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【市況】株価指数先物【昼】 エヌビディア効果で高値更新


 日経225先物は11時30分時点、前日比640円高の3万8930円(+1.67%)前後で推移。寄り付きは3万8790円と、シカゴ日経平均先物(3月限)清算値(3万8410円)を大きく上回り、ギャップアップから始まった。買い一巡後に3万8640円まで上げ幅を縮めたものの、日経平均株価が1989年末以来、34年ぶりに最高値を一時上回るなか、中盤にかけて上へのバイアスが強まり、3万8920円まで買われ、16日に付けた高値(3万8850円)を更新した。目先的な達成感も意識されやすいなか、買い一巡後は3万8770円から3万8880円辺りでの保ち合いを継続していたが、終盤にかけて3万8940円まで買われるなど上げ幅を広げている。

 日経225先物は、エヌビディア<NVDA>の予想を上回る決算を評価した流れのなか、ショートカバーを交えてのギャップアップとなった。中盤にかけて3万8920円まで買われた後は、3万8800円辺りでの保ち合いを継続していたが、終盤にかけての上昇で高値を更新しており、ショートを誘い込みやすい。グローベックスのナスダック100先物は240ポイントほど上昇しており、3連休前で後場は持ち高調整の動きは入りそうだが、押し目狙いのロング対応に向かわせよう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.62倍に上昇した。一時14.67倍まで切り上がり、ボリンジャーバンドの+2σ(14.70倍)に迫る場面も見られた。

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