市場ニュース

戻る
 

【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 ナルミヤ、三菱電、レシップHD (20日大引け後 発表分)

ナルミヤ <日足> 「株探」多機能チャートより

 2月20日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 ナルミヤ <9275> [東証S]  ★今期経常を17%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額
 ◆24年2月期の連結経常利益を従来予想の17.7億円→20.6億円に16.6%上方修正。増益率が9.1%増→27.3%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。冬休み時期を皮切りに気温が下がり始めたことで冬物の販売が回復し、百貨店、ショッピングセンター、アウトレット向けの売り上げが堅調に推移していることが要因。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の31円→41円(前期は31円)に大幅増額修正した。期末配当利回りは3.30%に上昇。権利付き最終日の27日を目前に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。

 三菱電機 <6503> [東証P]  ★未定だった今期配当は10円増配
 ◆従来未定としていた24年3月期の年間配当は50円(前期は40円)実施する方針とした。今期の業績動向や財務体質の状況を踏まえ、株主への利益配分を増やす。

 レシップHD <7213> [東証S]  ★今期経常を67%上方修正・4期ぶり最高益、配当も1円増額
 ◆24年3月期の連結経常損益を従来予想の18億円の黒字→30億円の黒字(前期は2億円の赤字)に66.7%上方修正し、4期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。輸送機器事業で新紙幣発行に伴う製品の更新や改造作業が計画より前倒しで進むことに加え、産業機器事業における価格改定効果が上振れの要因となる。売上原価率の低減や販管費の削減も利益を押し上げる。
  業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の7.5円→8.5円(前期は5円)に増額修正した。

株探ニュース

株探からのお知らせ

    日経平均