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【市況】2月調査分のミシガン大指数、予想下回るも消費者の信頼感示す

 日本時間0時に2月調査分のミシガン大消費者信頼感指数速報値が発表され、79.6と予想を若干下回った。しかし、3カ月連続での上昇を示し、特に1月分と2月調査分は大幅な上昇を固めている。

 発表元のミシガン大によると、消費者は引き続きインフレの鈍化と労働市場の力強さが続くことに自信を示したと分析している。好調な労働市場の効果をより感じている割合が上昇する一方、物価高が生活水準を低下させたとする消費者の割合は35%に低下したという。2022年2月以来の低水準。

 また、インフレ期待は予想を若干上回る内容だったものの、今週の米消費者物価指数(CPI)や生産者物価指数(PPI)の発表を受けて、すでにインフレの粘着性を市場は感じ取っており、反応は限定的となっている。

*ミシガン大学消費者信頼感指数・速報値(2月)0:00
結果 79.6
予想 80.0 前回 79.0
・1年先のインフレ期待
結果 3.0%
予想 2.9% 前回 2.9%
・5-10年先のインフレ期待
結果 2.9%
予想 2.8% 前回 2.9%

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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