【材料】<動意株・14日>(大引け)=力の源HD、ニレコ、ファーストAなど
力の源ホールディングス<3561>=後場急伸。午前11時30分ごろに発表した第3四半期累計(23年4~12月)連結決算が、売上高233億6300万円(前年同期比24.0%増)、営業利益24億3100万円(同55.7%増)、純利益17億5700万円(同46.3%増)と大幅増収増益となったことが好感されている。国内店舗運営事業でインバウンドの戻りや価格改定の効果により既存店売上高が前年同期比20.1%増となったほか、モバイルオーダーやタブレットオーダーなどDX施策により収益性の改善が進んだことが牽引。また、海外店舗運営事業でコロナ禍明けのリバウンド消費により既存店の売り上げが増加したことや、原価や人件費のコントロールの進展、円安の推移なども寄与した。
ニレコ<6863>=マド開け上昇で連日の昨年来高値更新。同社はプロセス制御装置を中心にマーキング装置やウェブ制御装置、画像解析装置など幅広い業界にニーズのある制御・計測装置類を製造販売しており、半導体製造装置分野をターゲットにレーザー装置や光学部品などのオプティクス事業でも実績が高い。13日取引終了後に24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の11億9000万円から14億円(前期比18%増)に大幅増額しており、これを評価する買いを呼び込む格好となった。
ファーストアカウンティング<5588>=物色の矛先向かいストップ高。昨年9月下旬に東証グロース市場に新規上場したニューフェースで、人工知能(AI)技術を活用して経理業務の自動化を担うビジネスを展開する。同社が提供する経理AIソリューションサービス「Robota」シリーズや、請求書処理AIプラットフォーム「Remota」が企業の旺盛なデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要をとらえ業績を牽引。また、昨年10月に導入されたインボイス制度が同社の活躍機会を高めている。そうしたなか、13日取引終了後に発表した24年12月期業績予想は売上高が前期比34%増の16億5300万円、営業利益が同33%増の1億6700万円と大幅な伸びを見込んでおり、これを材料視する形で投資資金が集中した。
マイネット<3928>=急速人気でストップ高。同社は13日取引終了後、コンサルティング事業を行う子会社のDigonが、人工知能(AI)ソリューション事業を手掛けるSparticle(東京都中央区)と業務提携したことを明らかにしており、これが材料視されているようだ。これにより、AIを用いた営業サービスやコンタクトセンター・顧客サポート向けAI制作など両社の特長を生かしたサービスを提供するという。また、日本のアニメやマンガ、ゲームタイトルなどの知的財産(IP)と生成系AIを使用した開発に着手し、新たな事業アプローチによる競争力強化を図るとしている。
FFRIセキュリティ<3692>=1400円台のもみ合いを一気に上放れストップ高。同社はサイバーセキュリティーに特化し、未知のウイルスを検知する技術で優位性を持つ。13日取引終了後に発表した24年3月期第3四半期(23年4~12月)決算は営業利益が2億2700万円(前年同期は1200万円の赤字)と大幅黒字化、特に10~12月期でみると1億7500万円(前年同期実績は3600万円の黒字)と好調さが際立っており、これを好材料視する買いを呼び込んだ。更に、株主還元にも取り組み、24年3月期は従来計画では無配だったが、これを改め初の7円配当を実施することを発表しており、株価を強く刺激する格好となっている。
セグエグループ<3968>=ストップ高。ネットワークセキュリティー製品の輸入販売とソリューションを手掛けるが、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を取り込み、業績は絶好調に推移している。13日取引終了後に発表した23年12月期決算は営業利益が前の期比20%増の10億8600万円と大幅な伸びを達成、続く24年12月期も前期比4%増の11億3000万円と増益基調をキープする見通しとなった。また、2月末の株主を対象に1株を3株にする株式分割を実施し、今期年間配当は11円を計画し、株式分割考慮で実質増配となる。更に新たに株主優待制度を導入。毎年3月末と9月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に、一律1万5000円分のクオカードを年2回贈呈することを発表しており、これがポジティブサプライズとなった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
ニレコ<6863>=マド開け上昇で連日の昨年来高値更新。同社はプロセス制御装置を中心にマーキング装置やウェブ制御装置、画像解析装置など幅広い業界にニーズのある制御・計測装置類を製造販売しており、半導体製造装置分野をターゲットにレーザー装置や光学部品などのオプティクス事業でも実績が高い。13日取引終了後に24年3月期業績予想の修正を発表、営業利益は従来予想の11億9000万円から14億円(前期比18%増)に大幅増額しており、これを評価する買いを呼び込む格好となった。
ファーストアカウンティング<5588>=物色の矛先向かいストップ高。昨年9月下旬に東証グロース市場に新規上場したニューフェースで、人工知能(AI)技術を活用して経理業務の自動化を担うビジネスを展開する。同社が提供する経理AIソリューションサービス「Robota」シリーズや、請求書処理AIプラットフォーム「Remota」が企業の旺盛なデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要をとらえ業績を牽引。また、昨年10月に導入されたインボイス制度が同社の活躍機会を高めている。そうしたなか、13日取引終了後に発表した24年12月期業績予想は売上高が前期比34%増の16億5300万円、営業利益が同33%増の1億6700万円と大幅な伸びを見込んでおり、これを材料視する形で投資資金が集中した。
マイネット<3928>=急速人気でストップ高。同社は13日取引終了後、コンサルティング事業を行う子会社のDigonが、人工知能(AI)ソリューション事業を手掛けるSparticle(東京都中央区)と業務提携したことを明らかにしており、これが材料視されているようだ。これにより、AIを用いた営業サービスやコンタクトセンター・顧客サポート向けAI制作など両社の特長を生かしたサービスを提供するという。また、日本のアニメやマンガ、ゲームタイトルなどの知的財産(IP)と生成系AIを使用した開発に着手し、新たな事業アプローチによる競争力強化を図るとしている。
FFRIセキュリティ<3692>=1400円台のもみ合いを一気に上放れストップ高。同社はサイバーセキュリティーに特化し、未知のウイルスを検知する技術で優位性を持つ。13日取引終了後に発表した24年3月期第3四半期(23年4~12月)決算は営業利益が2億2700万円(前年同期は1200万円の赤字)と大幅黒字化、特に10~12月期でみると1億7500万円(前年同期実績は3600万円の黒字)と好調さが際立っており、これを好材料視する買いを呼び込んだ。更に、株主還元にも取り組み、24年3月期は従来計画では無配だったが、これを改め初の7円配当を実施することを発表しており、株価を強く刺激する格好となっている。
セグエグループ<3968>=ストップ高。ネットワークセキュリティー製品の輸入販売とソリューションを手掛けるが、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)投資需要を取り込み、業績は絶好調に推移している。13日取引終了後に発表した23年12月期決算は営業利益が前の期比20%増の10億8600万円と大幅な伸びを達成、続く24年12月期も前期比4%増の11億3000万円と増益基調をキープする見通しとなった。また、2月末の株主を対象に1株を3株にする株式分割を実施し、今期年間配当は11円を計画し、株式分割考慮で実質増配となる。更に新たに株主優待制度を導入。毎年3月末と9月末時点で1000株以上を保有する株主を対象に、一律1万5000円分のクオカードを年2回贈呈することを発表しており、これがポジティブサプライズとなった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS