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【市況】ダウ先物は342ドル安 予想上回る米CPIで早期利下げ期待が大きく後退=米国株

米株価指数先物(3月限)(NY時間08:51)(日本時間22:51)
ダウ先物 38542(-342.00 -0.88%)
S&P500 4977.75(-63.50 -1.26%)
ナスダック100先物 17640.50(-324.50 -1.81%)

 米株価指数先物市場、ダウ先物は300ドル超の下落となり、ナスダック100、S&P500とも大幅安となっている。先ほど発表の1月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回ったことで、発表後に米株式市場は売りが強まっている。

 総合指数は前年比3.1%、コア指数は3.9%と伴に予想を上回った。コア指数の前月比は0.4%の上昇と、過去8カ月で最も高い数値となり、ディスインフレへの道のりの険しさを浮き彫りにした。また、FRBが注視しているとされる住居費を除くサービス業のインフレ、いわゆるスーパーコアも前月比0.8%の上昇と大幅な上昇となった。

 市場の早期利下げ期待を正当化する内容ではなく、短期金融市場では3月利下げの確率がほぼ無くなっており、5月の可能性も40%程度に大き後退し、完全織り込みは7月以降にずれ込んでいる。

 米株式市場は高値警戒感が出ており、上値も重くなってきていた中で、先ほどの米CPIが利益確定売りのきかっけになるか警戒される。

 ジェットブルー航空<JBLU>が時間外で大幅高。アクティビスト(物言う株主)のアイカーン氏が同社株を9.91%保有したことを明らかにし、取締役会への参加の可能性について経営陣と協議を行ったと発表した。

 バイオジェン<BIIB>が時間外で下落。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高が予想を下回ったほか、1株利益も予想を大きく下回った。多発性硬化症治療薬の売上げが8%減少したことが響いたほか、以前開示したアルツハイマー薬「アデュヘルム」の関連費用が1株利益を0.35ドル押し下げた。

 カナダのeコマースのショッピファイ<SHOP>が下落。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、1株利益、売上高は予想を上回った。総商品取扱額、総決済総額も予想を上回っている。好決算ではあったものの、株価は冴えない反応。昨年に同社株は2倍超上昇しており、今回の決算はウォール街の印象には残らなかったようだ。

 なお、引け後の決算ではMGMリゾーツ<MGM>、リフト<LYFT>が予定。

*米消費者物価指数(CPI)(1月)22:30
結果 0.3%
予想 0.2% 前回 0.2%(0.3%から修正)(前月比)
結果 3.1%
予想 2.9% 前回 3.4%(前年比)
結果 0.4%
予想 0.2% 前回 0.3%(食品・エネルギー除くコア・前月比)
結果 3.9%
予想 3.7% 前回 3.9%(食品・エネルギー除くコア・前年比)

(NY時間09:01)(日本時間23:01)時間外
ジェットブルー航空<JBLU> 6.79(+0.72 +11.86%)
バイオジェン<BIIB> 238.00(-6.74 -2.75%)
ショッピファイ<SHOP> 78.75(-10.37 -11.64%)

アップル<AAPL> 185.20(-1.95 -1.04%)
マイクロソフト<MSFT> 406.37(-8.89 -2.14%)
アマゾン<AMZN> 168.40(-3.94 -2.29%)
アルファベット<GOOG> 145.42(-3.31 -2.23%)
テスラ<TSLA> 183.00(-5.13 -2.73%)
メタ<META> 460.44(-8.46 -1.80%)
AMD<AMD> 167.01(-4.90 -2.85%)
エヌビディア<NVDA> 705.68(-16.80 -2.33%)

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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