【特集】「人工知能」が3位、ソフトバンクGの物色人気化で投資マネー色めき立つ<注目テーマ>
JPX日経400 <日足> 「株探」多機能チャートより
1 半導体
2 生成AI
3 人工知能
4 半導体製造装置
5 2023年のIPO
6 JPX日経400
7 TOPIXコア30
8 宇宙開発関連
9 円高メリット
10 親子上場
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「人工知能」が3位にランクインしている。
人工知能(AI)は近年成長スピードが加速し、米国を中心に世界中の株式市場でも投資対象として投資家の視線を釘付けにしている。米オープンAIがリリースした「Chat(チャット)GPT」に代表される生成AIが人気の中核を担う。生成AI市場の急成長によって、情報を処理するためのサーバーやネットワーク機器の需要が激しく喚起され、それに使われる半導体需要も急拡大している。こうした状況下、株式市場では、AI・半導体関連が表裏一体となってより強力な物色テーマとなっている。
半導体製造装置関連などの主力銘柄としてレーザーテック<6920>や東京エレクトロン<8035>が大きく株価を上昇させる一方、AI分野への経営資源投入に意欲的な姿勢をみせているソフトバンクグループ<9984>がにわかに人気化していることで、その他のAI関連株への注目度も高まってきた。
AI関連株はプライム市場だけでなく、グロース市場にも数多く存在しており、相対的にグロース市場の銘柄群の株価が出遅れていることから、水準訂正狙いの買いが足もとで活発化している。ABEJA<5574>、pluszero<5132>、メタリアル<6182>、FRONTEO<2158>、アドバンスト・メディア<3773>、tripla<5136>、Ridge-i<5572>などがグロース市場に上場するAI関連株としてマークされる。
出所:MINKABU PRESS