【材料】シティが下落 FRBがリスク評価方法について3回通告と伝わる=米国株個別
(NY時間09:45)(日本時間23:45)
シティグループ<C> 53.46(-0.54 -0.99%)
シティグループ<C>が下落。FRBは昨年遅くに同銀に対し、デリバティブ取引のカウンターパーティーによるデフォルト(債務不履行)リスク評価方法について対応するよう3回通告を行ったと伝わった。ロイター通信が関係者の話として伝えた。
FRBは「要注意事項の即時喚起(MRIA)」と呼ばれる通告を3回送付したという。MRIAは通常、何らかの不備に関連することが多く、銀行が未解決のMRIAを一定の時期に多数抱えることもあり得る。
シティはカウンターパーティー信用リスクへの引当金設定方法についてデータとガバナンスを改善するよう指示を受け、それぞれの問題について6カ月から1年の是正期限が設定されたという。
また、同銀の内部監査は昨年12月、社内のリスク管理を改善するための同行の計画の一部は不適切との判断を下した。データの正確性で前進したとシティは主張しているものの、米通貨監督庁(OCC)が同年9月と10月に行った試験では不合格だったという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
シティグループ<C> 53.46(-0.54 -0.99%)
シティグループ<C>が下落。FRBは昨年遅くに同銀に対し、デリバティブ取引のカウンターパーティーによるデフォルト(債務不履行)リスク評価方法について対応するよう3回通告を行ったと伝わった。ロイター通信が関係者の話として伝えた。
FRBは「要注意事項の即時喚起(MRIA)」と呼ばれる通告を3回送付したという。MRIAは通常、何らかの不備に関連することが多く、銀行が未解決のMRIAを一定の時期に多数抱えることもあり得る。
シティはカウンターパーティー信用リスクへの引当金設定方法についてデータとガバナンスを改善するよう指示を受け、それぞれの問題について6カ月から1年の是正期限が設定されたという。
また、同銀の内部監査は昨年12月、社内のリスク管理を改善するための同行の計画の一部は不適切との判断を下した。データの正確性で前進したとシティは主張しているものの、米通貨監督庁(OCC)が同年9月と10月に行った試験では不合格だったという。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美