【材料】タペストリーが決算受け上昇 コーチが好調 通期1株利益の見通しを上方修正=米国株個別
(NY時間13:58)(日本時間03:58)
タペストリー<TPR> 43.46(+3.11 +7.70%)
アパレルのタペストリー<TPR>が上昇。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高は予想を若干上回ったものの、1株利益は予想を下回った。ただ、株価はポジティブな反応。ガイダンスで通期の1株利益の見通しを上方修正したことが好感されている模様。アナリストは旗艦ブランドのコーチが主な原動力となり、同ブランドの勢いが強調されたと述べている。
「ケイト・スペードやスチュアート・ワイツマンなどの小規模ブランドの低迷により相殺されたものの、コーチの好調で売上高は予想を僅かに上回った。業界全体の需要が軟調だったにもかかわらず、北米と欧州が好調だった」と述べる一方、「通期の売上高見通しは維持され、1株利益は上方修正されたが、これは下期の軟調を示唆するものではある」とも指摘した。
(10-12月・第2四半期)
・1株利益:1.39ドル(予想:1.46ドル)
・売上高:20.8億ドル(予想:20.6億ドル)
・粗利益率(調整後):71.6%(予想:70.6%)
・在庫:8.25億ドル(予想:8.81億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.20~4.25ドル(従来:4.10~4.15ドル)(予想:4.14ドル)
・売上高:約67億ドルを維持(予想:67.3億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
タペストリー<TPR> 43.46(+3.11 +7.70%)
アパレルのタペストリー<TPR>が上昇。取引開始前に10-12月期決算(第4四半期)を発表し、売上高は予想を若干上回ったものの、1株利益は予想を下回った。ただ、株価はポジティブな反応。ガイダンスで通期の1株利益の見通しを上方修正したことが好感されている模様。アナリストは旗艦ブランドのコーチが主な原動力となり、同ブランドの勢いが強調されたと述べている。
「ケイト・スペードやスチュアート・ワイツマンなどの小規模ブランドの低迷により相殺されたものの、コーチの好調で売上高は予想を僅かに上回った。業界全体の需要が軟調だったにもかかわらず、北米と欧州が好調だった」と述べる一方、「通期の売上高見通しは維持され、1株利益は上方修正されたが、これは下期の軟調を示唆するものではある」とも指摘した。
(10-12月・第2四半期)
・1株利益:1.39ドル(予想:1.46ドル)
・売上高:20.8億ドル(予想:20.6億ドル)
・粗利益率(調整後):71.6%(予想:70.6%)
・在庫:8.25億ドル(予想:8.81億ドル)
(通期見通し)
・1株利益(調整後):4.20~4.25ドル(従来:4.10~4.15ドル)(予想:4.14ドル)
・売上高:約67億ドルを維持(予想:67.3億ドル)
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美