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【材料】スクエニHDが3連騰、出版事業の収益好転など寄与し10~12月期営業利益15%増

スクエニHD <日足> 「株探」多機能チャートより
 スクウェア・エニックス・ホールディングス<9684>が3連騰している。5日の取引終了後に発表した第3四半期累計(23年4~12月)連結決算は、売上高2576億1200万円(前年同期比0.8%増)、営業利益349億1800万円(同15.5%減)と増収減益となったものの、10~12月期では営業利益は同15.1%増となっており、7~9月期に続く四半期ベースでの増益を好感した買いが入っている。

 デジタルエンタテインメント事業でMMO(多人数参加型オンライン)RPGやスマートフォン・パソコン向けゲームは苦戦したものの、「ドラゴンクエストモンスターズ3 魔族の王子とエルフの旅」などを発売したことなどが寄与した。また、出版事業で23年10月にテレビアニメ放送を開始した「薬屋のひとりごと」の大ヒットなどにより、紙媒体及びデジタル販売の収益が好転したことも寄与した。

 なお、24年3月期通期業績予想は、売上高3600億円(前期比4.9%増)、営業利益550億円(同24.1%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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