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【注目】話題株ピックアップ【夕刊】(2):コスモHD、クリレスHD、DMG森精機

第四北越FG <日足> 「株探」多機能チャートより
■第四北越FG <7327>  4,145円  +125 円 (+3.1%)  本日終値
 第四北越フィナンシャルグループ<7327>が急反発し、昨年来高値を更新した。前週末26日の取引終了後、24年3月期第3四半期累計(4~12月期)の連結決算を発表。最終利益は前年同期比23.4%増の187億3900万円だった。直近3カ月間の10~12月期の最終利益は同75%増と大幅な増益となっているほか、自社株買いなどの発表も相まって、好感されたようだ。4~12月期の経常収益は同21.9%増の1376億9400万円だった。貸出金利息や有価証券利息配当金が増えたことを背景に、資金運用収益が増加した。第四北越FGはあわせて、取得総数20万株(自己株式を除く発行済み株式総数の0.44%)、取得総額5億円を上限とする新たな自社株買いの実施を発表。また来期の年間配当について、普通配当で140円とする計画を示した。今期は普通配当130円と記念配当10円をあわせて年間140円を予想している。

■コスモHD <5021>  6,270円  +182 円 (+3.0%)  本日終値
 コスモエネルギーホールディングス<5021>が4日ぶりに反発。午後1時ごろ、子会社コスモ石油がアイ’エムセップ(京都市下京区)と、アイ’エムセップが持つ溶融塩電気化学プロセス技術を用いたCO2の有価物変換(CCU)技術について、プロセスの基礎評価を共同検討することで基本合意したと発表しており、好材料視された。コスモ石油は、水素を使用することなくCO2を炭素材料へ変換する技術として溶融塩電解技術に着目し23年4月から京都大学野平俊之教授(エネルギー理工学研究所)と、「溶融塩電解によるCO2の炭素固定化技術」に関して共同研究を進めている。社会実装に向けては、製造プロセス面での開発も不可欠であることから、今回溶融塩電気化学プロセスを基盤とした基礎研究から量産技術開発まで取り組むアイ’エムセップと連携し、CO2溶融塩電解技術のプロセス基礎検討を進めることで、技術の実用化に向けた検討を加速させるとしている。

■クリレスHD <3387>  1,118円  +20 円 (+1.8%)  本日終値
 クリエイト・レストランツ・ホールディングス<3387>が5日ぶりに反発。前週末26日の取引終了後、全国農業協同組合連合会(JA全農、東京都千代田区)と包括業務提携契約を締結したと発表しており、好材料視された。飲食事業を通じた国産農畜産物の販売・消費拡大や飲食店舗のサービス提供の向上を図るのが狙い。また、国産農畜産物を基軸としたブランド価値向上、仕組みやネットワークの相互活用などを行うとしている。

■DMG森精機 <6141>  2,957.5円  +52.5 円 (+1.8%)  本日終値
 DMG森精機<6141>が反発した。前週末26日の取引終了後、23年12月期の連結業績に関し、売上収益が計画の5300億円から5380億円(前の期比13.3%増)に、営業利益が530億円から540億円(同31.0%増)に上振れして着地したようだと発表。最高益の見通しを更に上回る形となり、買い安心感をもたらしたようだ。連結子会社である太陽工機<6164>の23年12月期単体利益は計画を下回る格好となったが、グループ全体では23年12月の工場出荷が想定より好調に推移した。

■UBE <4208>  2,453円  +39 円 (+1.6%)  本日終値
 UBE<4208>が反発。前週末26日の取引終了後、大日本印刷<7912>と4月から合弁会社で協業を開始すると発表しており、好材料視された。UBEの100%子会社で有機、無機及び高分子化合物の分析を行うUBE科学分析センター(USAL)株式の66.625%を大日印が取得し、両社が共同でUSALを運営する。大日印は高度な分析技術や機器、専門人材を有するUSALをグループ会社にすることで、知的財産の面から事業ポートフォリオを強化。UBEの素材技術やDNPの持つ加工技術などを生かした相乗効果の創出に向けた協業も検討するとしている。

■味の素 <2802>  6,012円  +87 円 (+1.5%)  本日終値
 味の素<2802>が反発。きょう付の日本経済新聞朝刊で「冷凍弁当の定期宅配サービスを31日に始める」と報じられており、好材料視された。記事によると、電子商取引(EC)参入を支援するイングリウッド(東京都渋谷区)に出資し、同社と協業してサービスを提供するとしており、30年までに売上高100億円を目指すとしている。

■PALTAC <8283>  4,611円  +55 円 (+1.2%)  本日終値
 PALTAC<8283>は反発。前週末26日の取引終了後、小売業の食品廃棄ロスの改善に向け、「AI需要予測による自動発注サービス」の提供を開始すると発表しており、好材料視された。同サービスは、「AI自動発注」により、小売業の発注に係る業務の効率化に加え、食品廃棄ロス改善といった社会的課題の解決に貢献するのが狙い。22年3月から一部小売業で実証実験を重ね、食品廃棄ロスの改善率10%を達成しており、今月から本格運用を開始する。

■日本電気硝子 <5214>  3,185円  +18 円 (+0.6%)  本日終値
 日本電気硝子<5214>が3日ぶりに反発している。前週末26日の取引終了後、保有する投資有価証券の一部を売却したのに伴い、24年12月期第1四半期に投資有価証券売却益51億8200万円を特別利益として計上すると発表しており、好材料視されている。なお、24年12月期業績予想は23年12月期決算と同時に2月5日に発表予定となっている。

■JCRファーマ <4552>  1,030円  -75 円 (-6.8%)  本日終値  東証プライム 下落率トップ
 JCRファーマ<4552>が大幅安で5日続落。前週末26日取引終了後に発表した23年4~12月期連結決算は、売上高が前年同期比26.3%増の337億1800万円、営業利益が同57.7%増の78億900万円だった。ただ、四半期ベースでみると直近10~12月期は大幅な減収減益となっており、足もとの業績悪を嫌気した売りが優勢となった。英アストラゼネカ<AZN>の新型コロナウイルスに対するワクチン原液の国内製造受託を予定通り終了したことによる減収があったものの、主力製品が好調に推移。契約金収入も増加した。なお、通期の増収増益見通しに変更はない。

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