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【注目】本日注目すべき【好決算】銘柄 未来工業、HIOKI、セキド (25日大引け後 発表分)

未来工業 <日足> 「株探」多機能チャートより

 1月25日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

 未来工業 <7931> [東証P]  ★今期経常を12%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も20円増額
 ◆24年3月期の連結経常利益を従来予想の60.4億円→67.6億円に11.8%上方修正。増益率が45.7%増→62.9%増に拡大し、従来の10期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。電材及び管材事業で第1四半期から実施を始めた価格改定が想定を上回って進捗したことに加え、配線器具事業における価格改定が浸透してきたことなどを織り込んだ。
  業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の114円→134円(前期は50円)に増額修正した。

 エプコ <2311> [東証S]  ★前期最終を一転67%増益に上方修正
 ◆23年12月期の連結最終利益を従来予想の3億円→6億円(前の期は3.5億円)に96.1%上方修正。従来の14.8%減益予想から一転して67.1%増益見通しとなった。EV充電器設置に関連する受託が増加したうえ、持ち分法適用会社TEPCOホームテックの業績が好調で投資利益が増加したことが要因。政策保有株式の一部売却に伴い、売却益2.8億円を計上したことも最終利益を押し上げた。

 イボキン <5699> [東証S]  ★前期経常を11%上方修正
 ◆23年12月期の連結経常利益を従来予想の5.4億円→6億円に11.2%上方修正。増益率が3.6%増→15.2%増に拡大する見通しとなった。スクラップ相場の堅調な推移や大型解体工事案件の複数件同時進行を背景に、売上高が計画を上回ったことが利益を押し上げた。

 HIOKI <6866> [東証P]  ★今期経常は7%増で4期連続最高益、20円増配へ
 ◆23年12月期の連結経常利益は前の期比13.0%増の82.3億円で着地。続く24年12月期も前期比6.8%増の88億円に伸び、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は部品の価格高騰で売上原価が押し上げられる中、国内外で製品価格の見直しを行い、収益性の改善を図る。
  併せて、今期の年間配当は前期比20円増の200円に増配する方針とした。

 セキド <9878> [東証S]  ★今期経常を2.2倍上方修正
 ◆24年3月期の連結経常利益を従来予想の6000万円→1億3000万円に2.2倍上方修正。増益率が33.3%増→2.9倍に拡大する見通しとなった。脱コロナを追い風にファッション事業の年末年始商戦が大盛況だったうえ、美容事業における公式ECサイトでのセール企画も大きく貢献し、売上高が計画を上回ることが寄与。補助金収入6500万円の計上も利益を押し上げる。

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