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【市況】アジア株 まちまち、香港株は急反発

東京時間17:41現在
香港ハンセン指数   15353.98(+392.80 +2.63%)
中国上海総合指数  2770.98(+14.64 +0.53%)
台湾加権指数     17874.59(+59.49 +0.33%)
韓国総合株価指数  2478.61(+14.26 +0.58%)
豪ASX200指数    7514.94(+38.38 +0.51%)
インドSENSEX30種  70639.75(-783.90 -1.10%)

 23日のアジア株はまちまちな展開となった。これまで売りが目立っていた中国株式市場は、今朝も大きく下げる展開となったが、中国当局者筋情報として、約2兆元(約2780億ドル=約41兆円)規模の株価対策を講じると通信社が報じたことをきっかけに切り返した。小幅高圏推移となっていた香港ハンセン指数が大幅高になるなど中国買いが目立った。その他指数はまちまちで休場明けのインドセンセックス指数は大幅安となった。

 上海総合指数は反発し、0.53%高で引けた。大幅なマイナス圏からプラス圏まで回復。その後前日終値前後での推移を経て、午後にもう一段買いが入った。昨日終値が約5年ぶりの安値となったCSI300指数も0.4%高となった。情報技術、不動産などの買いが目立ち、上海総合の構成銘柄では、コンピュータ機器製造のHYGONインフォメーションテクノロジー、ソフトウェアの北京キングソフトなどが買われた。酒造会社貴州茅壺酒、石油大手の中国石油天然気(ペトロチャイナ)などが売られた。
   
 香港ハンセン指数は小幅高水準から中国株価対策報道で一気に買われた。不動産開発会社の華潤置地(チャイナ・リソーシズランド)、不動産開発会社の龍湖集団(ロンフォー・グループ)、太陽光エネルギーの信義光能などが買われている。
   
 豪ASX200指数は続伸。金融、ヘルスケア、資源関連などが買われ、銀行大手のマッコーリーグループ、金属鉱山のサウス32などが買われている。
   

出所:MINKABU PRESS

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