【特集】決算プラス・インパクト銘柄 【東証スタンダード・グロース】 … ＡＢＥＪＡ、ＦＩＸＥＲ、プログリット　(1月5日～11日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証スタンダード・グロースの銘柄である。株価が決算発表前日の水準から12日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　アオキスーパ <9977>
　24年2月期の連結経常利益を従来予想の14億円→19.1億円(前期は5.8億円)に36.5％上方修正し、増益率が2.4倍→3.3倍に拡大する見通しとなった。

★No.2　プログリット <9560>
　24年8月期第1四半期(9-11月)の経常利益(非連結)は前年同期比2.2倍の3.2億円に急拡大し、通期計画の6.1億円に対する進捗率は52.6％に達し、さらに前年同期の30.3％も上回った。

★No.3　ＡＬＰＨＡ <4760>
　24年8月期第1四半期(9-11月)の連結経常損益は8800万円の黒字(前年同期は400万円の赤字)に浮上し、9-2月期(上期)計画の4500万円に対する進捗率が195.6％とすでに上回り、さらに5年平均の93.9％も超えた。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9977> アオキスーパ 　東Ｓ 　 +44.55 　　1/ 5　　　3Q　　　　黒転
<9560> プログリット 　東Ｇ 　 +32.19 　　1/10　　　1Q　　　115.44
<4760> ＡＬＰＨＡ 　　東Ｓ 　 +30.43 　　1/11　　　1Q　　　　黒転
<3607> クラウディア 　東Ｓ 　 +21.52 　　1/10　　　1Q　　　　0.72
<3080> ジェーソン 　　東Ｓ 　 +19.65 　　1/11　　　3Q　　　　9.58

<3353> メディ一光Ｇ 　東Ｓ 　 +11.17 　　1/10　　　3Q　　　 34.01
<4397> チムスピ 　　　東Ｇ 　 +10.14 　　1/11　　　1Q　　　　赤拡
<2303> ドーン 　　　　東Ｓ　　 +8.56 　　1/11　　上期　　　 30.37
<8166> タカキュー 　　東Ｓ　　 +6.02 　　1/ 9　　　3Q　　　　黒転
<1997> 暁飯島工業 　　東Ｓ　　 +4.61 　　1/ 5　　　1Q　　 1058.33

<6505> 東洋電 　　　　東Ｓ　　 +4.57 　　1/11　　上期　　　182.23
<8931> 和田興産 　　　東Ｓ　　 +3.91 　　1/ 9　　　3Q　　　-13.89
<6469> 放電精密 　　　東Ｓ　　 +3.46 　　1/11　　　3Q　　　　黒転
<7847> グラファイト 　東Ｓ　　 +2.31 　　1/11　　　3Q　　　-83.40
<5129> ＦＩＸＥＲ 　　東Ｇ　　 +2.08 　　1/11　　　1Q　　　-85.17

<7975> リヒトラブ 　　東Ｓ　　 +1.68 　　1/ 9　　　3Q　　　　赤転
<4017> クリーマ 　　　東Ｇ　　 +1.61 　　1/11　　　3Q　　　　黒転
<8908> 毎コムネット 　東Ｓ　　 +1.58 　　1/11　　上期　　　　0.91
<2687> ＣＶＳベイ 　　東Ｓ　　 +0.68 　　1/10　　　3Q　　　　黒転
<8247> 大和デ 　　　　東Ｓ　　 +0.43 　　1/11　　　3Q　　　298.57

<7514> ヒマラヤ 　　　東Ｓ　　 +0.43 　　1/ 9　　　1Q　　　　赤転
<5574> ＡＢＥＪＡ 　　東Ｇ　　 +0.41 　　1/11　　　1Q　　　-65.00
<1712> ダイセキＳ 　　東Ｓ　　 +0.36 　　1/ 5　　　3Q　　　171.38

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース