【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (1月4日記)
伊藤智洋(テクニカルアナリスト)
日経平均株価は昨晩のNYダウが下げた流れを映して、寄り付き値が下放れて始まる公算です。
本日の寄り付きでの下放れは、昨年12月20日の高値3万3824円が強い抵抗になっていることを再確認する動きになるので、その後の価格が下降を開始する可能性が大きくなります。
目先の価格が3万3824円を超える動きになるなら、本日は寄り付き値で示す弱さを払拭する動きになると考えられます。
本日は、寄り付き後すぐに上昇を開始して、寄り付きで開けたギャップを埋めて、昨年12月29日の終値3万3464円以上へ上げる動きになる公算です。
現在が下降の流れの途中なら、本日は寄り付き後の価格が上昇しても3万3464円まで上げたとしても、引けにかけて強く上値を抑えられる動きになると考えられます。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。2月10日発売!最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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