【市況】50%以上の上値余地を持つ2銘柄 WWインター、ファースト・ソーラー
米大手証券は最近、世界各地の複数の銘柄をトップ・ピックに指定し、その多くが大幅な上昇を示している。「コンビクション・リスト・ディレクターズカット」と呼ばれるこのリストには、米国、欧州、アジア太平洋地域が含まれている。これらのリストは、各地域で15から30銘柄の買い推奨銘柄を厳選し、積極的にピックアップしたもの。銘柄の選定は、同証券の各地域の投資審査委員会が指定した小委員会が行う。小委員会は各セクターアナリストと協力し、信念、差別化された見解、高いリスク調整後リターンを兼ね備えたトップアイディアを特定するとしている。
その中から、米国株で50%以上の上値余地を持つ以下の2銘柄が含まれている。
◆WWインターナショナル<WW>
同社は減量サービスを提供し、ウェイト・ウォッチャーズのブランドで知られ、抗肥満薬の需要増の利用を目指している。ウェイト・ウォッチャーズの加入者と収益力は縮小しているものの、同社は状況好転のために積極戦略に再度乗り出しているという。新肥満治療薬とのオンランプ・ソリューションが、ウェイト・ウォッチャーズの信頼できるブランド認知度や既存および元顧客層の厚みと合わされば、業績回復の起爆剤になると考えているという。
米国人の42%が肥満で、抗肥満薬の保険承認が今後拡大する可能性が高いことを示唆していると指摘。この市場を僅か3%でも獲得できれば、同社の1株利益に2ドル上乗せすることが可能となると述べている。
目標株価を18ドルとし、前日終値から109%上昇の可能性を示唆。
◆ファースト・ソーラー<FSLR>
ソーラーパネル・メーカーは米国のインフレ抑制法の優遇措置の恩恵を受ける理想的な位置にあるという。また、同社は公共施設規模の太陽光発電所の主要サプライヤーであるという実績は投資家に、現在の高い期待を実現できるという確信を与えるはずだと述べた。また、既存事業の粗利益は価格決定力とコスト削減などを背景に拡大すると見ているという。
目標株価は275ドルで、前日終値から59%の上昇の可能性を示唆。
【企業概要】
*WWインターナショナル
米国・カナダ・欧州などで、自社で開発した体重管理プログラムをウェブサイトやスマートフォン用アプリ上で提供するほか、ワークショップにおいて専属コーチによる体重管理プログラムを実施する。また、健康関連の軽食・料理本・キッチン用品なども販売する。
*ファースト・ソーラー
米国・欧州・日本等の太陽光発電事業会社等向けに、太陽電池モジュールの開発・製造・販売を行う。テルル化カドミウム薄膜太陽電池モジュールを販売するほか、太陽光発電事業の開発・資材調達・建設管理サービスも行う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
その中から、米国株で50%以上の上値余地を持つ以下の2銘柄が含まれている。
◆WWインターナショナル<WW>
同社は減量サービスを提供し、ウェイト・ウォッチャーズのブランドで知られ、抗肥満薬の需要増の利用を目指している。ウェイト・ウォッチャーズの加入者と収益力は縮小しているものの、同社は状況好転のために積極戦略に再度乗り出しているという。新肥満治療薬とのオンランプ・ソリューションが、ウェイト・ウォッチャーズの信頼できるブランド認知度や既存および元顧客層の厚みと合わされば、業績回復の起爆剤になると考えているという。
米国人の42%が肥満で、抗肥満薬の保険承認が今後拡大する可能性が高いことを示唆していると指摘。この市場を僅か3%でも獲得できれば、同社の1株利益に2ドル上乗せすることが可能となると述べている。
目標株価を18ドルとし、前日終値から109%上昇の可能性を示唆。
◆ファースト・ソーラー<FSLR>
ソーラーパネル・メーカーは米国のインフレ抑制法の優遇措置の恩恵を受ける理想的な位置にあるという。また、同社は公共施設規模の太陽光発電所の主要サプライヤーであるという実績は投資家に、現在の高い期待を実現できるという確信を与えるはずだと述べた。また、既存事業の粗利益は価格決定力とコスト削減などを背景に拡大すると見ているという。
目標株価は275ドルで、前日終値から59%の上昇の可能性を示唆。
【企業概要】
*WWインターナショナル
米国・カナダ・欧州などで、自社で開発した体重管理プログラムをウェブサイトやスマートフォン用アプリ上で提供するほか、ワークショップにおいて専属コーチによる体重管理プログラムを実施する。また、健康関連の軽食・料理本・キッチン用品なども販売する。
*ファースト・ソーラー
米国・欧州・日本等の太陽光発電事業会社等向けに、太陽電池モジュールの開発・製造・販売を行う。テルル化カドミウム薄膜太陽電池モジュールを販売するほか、太陽光発電事業の開発・資材調達・建設管理サービスも行う。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美