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【材料】川崎汽など海運株が高い、紅海での新たな貨物船攻撃で海上運賃上昇の思惑再燃

川崎汽 <日足> 「株探」多機能チャートより
 川崎汽船<9107>や商船三井<9104>、日本郵船<9101>がそろって上昇し、東証の業種別指数で「海運業」は上昇率トップとなった。イエメンの親イラン武装組織フーシが26日、紅海で新たに貨物船に対しミサイル攻撃を行ったと表明した。24日にデンマーク海運大手のマースクが紅海南部とアデン湾での船舶航行再開に向けた準備を進めていると明らかにしていたが、その後も攻撃が続いているとあって、海上輸送網の混乱を背景とした運賃上昇への思惑が再燃。海運株への買い戻しを誘う形となったようだ。海外メディアの報道によると、攻撃を受けたのは海運大手MSCの貨物船。フーシはイスラエル国内の複数の軍事拠点を攻撃したとも主張しているという。

出所:MINKABU PRESS

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