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【市況】NY株式:NYダウは159ドル高、インテルやエネルギーセクターが押し上げ

NASDAQ <日足> 「株探」多機能チャートより

米国株式市場は上昇。ダウ平均は159.36ドル高の37,545.33ドル、ナスダックは81.60ポイント高の15,074.57で取引を終了した。

連休明け、様子見気配強くまちまちで寄り付いた。その後、原油価格の回復でエネルギーセクター中心に買われたほか、10月住宅価格指数も予想ほど伸びなかったものの依然プラス圏を維持し住宅市場の底堅さが確認され相場を支援。さらに、根強い来年の利下げ期待を受けた買いや半導体インテル(INTC)の上昇が相場を一段と押し上げ終日堅調に推移した。終盤にかけ上げ幅を拡大し、終了。セクター別では半導体・同製造装置の上昇が目立った。

石油・天然ガス生産会社のエクソンモービル(XOM)や再生可能燃料会社のシェブロン(CVX)は原油価格の上昇に連れ、収益改善期待にそれぞれ買われた。半導体のインテル(INTC)はイスラエルと新工場建設投資に伴い政府から奨励金を得る計画で合意したことを確認、上昇した。様々な腫瘍を標的にする放射性医薬品開発会社のレイズバイオ(RYZB)はバイオ医薬品会社のブリストルマイヤーズスクイブ(BMY)が41億ドルで同社買収で合意したと発表し、上昇。ブリストルマイヤーズスクイブ(BMY)は下落した。

中国の電気自動車メーカー、ニオ(NIO)は、年次イベントで2025年に投入する旗艦車種「ET9」を発表、予約受付を開始し、上昇。運送会社のフェデックス(FDX)は10億ドル相当の自社株買いでみずほマーケッツと契約したとの報道を受け、上昇。携帯端末のアップル(AAPL)は政府が国際貿易委員会(ITC)による同社の一部スマートウォッチの販売禁止する判断を支持する姿勢を見せたため連邦高裁に上訴し、軟調推移した。

NY原油先物は11月末以来の高値の75ドル台で終了した。


(Horiko Capital Management LLC)

《ST》

 提供:フィスコ

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