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【市況】株価指数先物【昼】 日銀会合の結果を受けてランチタイムで急伸


 日経225先物は11時30分時点、前日比10円高の3万2710円(+0.03%)前後で推移。寄り付きは3万2760円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2720円)にサヤ寄せする格好から、買い優勢で始まった。ただし、寄り付き直後に付けた3万2780円を高値に軟化し、現物の寄り付き後ほどなくして3万2580円まで売られた。売り一巡後は中盤にかけて3万2760円とプラスに転じ、終盤にかけて再び下げに転じるなど、前日の終値を中心とした上下100円程度のレンジ推移だった。

 日経225先物は、日銀の金融政策決定会合の結果を受けてランチタイムで急伸し、25日移動平均線を捉えてきた。ランチタイムでの先物主導の上昇により、後場は裁定買いが加わることで、上げ幅を広げてくる可能性がありそうだ。25日線が支持線として機能するようだと、ショートカバーを誘いやすいだろう。ただし、アク抜けの動きは想定されていた面もあり、買い一巡後は、その後の植田和男総裁の会見内容を見極めたいとする模様眺めムードが強まりそうである。

 なお、NT倍率は先物中心限月で14.18倍に上昇した。日銀会合の結果を受けて、ランチタイムでは一時14.27倍まで上昇した。短期的なトレードが集中した格好であり、後場はリバランスの流れになりそうだ。

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