【市況】ハト派サプライズ! ピボットを市場の期待に傾けた印象
日本時間4時にFOMCの結果が発表され、米株式市場は買いの反応を見せているほか、為替市場はドル売りの反応が見られている。ダウ平均は200ドル超上昇し、ドル円は143台に下落している。
政策金利は予想通りに据え置かれたが、FOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)で来年末時点の金利予想の中央値が4.625%(4.50-4.75%示唆)となっており、これは現行から計0.75%の利下げを見込んでいる。そこまでの利下げは想定していなかった。
また、声明でもこれまでの「必要なら追加利上げ実施」のところを「その度合いを精査する」に変えている。ピボットを市場の期待に傾けた印象で、ハト派サプライズの印象。このあとパウエルFRB議長の会見が始まる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
政策金利は予想通りに据え置かれたが、FOMC委員の金利見通し(ドット・プロット)で来年末時点の金利予想の中央値が4.625%(4.50-4.75%示唆)となっており、これは現行から計0.75%の利下げを見込んでいる。そこまでの利下げは想定していなかった。
また、声明でもこれまでの「必要なら追加利上げ実施」のところを「その度合いを精査する」に変えている。ピボットを市場の期待に傾けた印象で、ハト派サプライズの印象。このあとパウエルFRB議長の会見が始まる。
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美