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【通貨】英ポンド週間見通し:下げ渋りか、英中銀の政策金利は据え置きの公算


■下落、日英金利差縮小の思惑浮上

今週のポンド・円は下落。英中央銀行のベイリー総裁は「インフレ率を持続的に目標に戻すためには、金利を長期にわたってこの水準にとどめる必要がある」との見方を伝えたが、英国経済の先行きについて慎重な見方が増えており、リスク選好的なポンド買い・米ドル売りは縮小。さらに、日英金利差縮小の思惑も浮上したことから、ポンド・円は一時178円台後半まで下落した。取引レンジ:178円67銭-186円61銭。

■下げ渋りか、英中銀の政策金利は据え置きの公算

来週のポンド・円は下げ渋りか。12月18-19日開催の日本銀行金融政策決定会合を控えて、円買い圧力が大幅に低下する可能性は低いとみられる。ただし、12月14日開催の英中銀金融政策委員会(MPC)では政策金利の据え置きが織り込まれており、リスク回避のポンド売り・円買いがただちに拡大する可能性は低いとみられる。

○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・14日:英中央銀行政策金利発表(現状維持の予想)
・15日:12月製造業PMI (11月:47.2)
・15日:12月サービスPMI(11月:50.9)

予想レンジ:179円00銭-183円00銭

《FA》

 提供:フィスコ

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