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【材料】<動意株・7日>(前引け)=アインHD、日エンター、QPS研究所

 アインホールディングス<9627>=上値指向強め3連騰。6日の取引終了後、24年4月期の連結業績予想について、売上高を3750億円から3902億6300万円(前期比8.8%増)へ、営業利益を156億6300万円から184億5000万円(同15.3%増)へ、純利益を82億5000万円から100億円(同8.3%増)へ上方修正したことが好感されている。ファーマシー事業における処方箋枚数の増加に加えて、新型コロナウイルス感染症治療薬を含めた高額医薬品処方への対応が増加したことなどによる処方箋単価の上昇や、リテール事業において客数が好調に推移していることなどが要因という。また、顧客の購買傾向が感染症対策商品からコスメ関連商品などへ変化しており、これに伴う単価の上昇やコスト低減も寄与するとしている。

 日本エンタープライズ<4829>=急伸。6日の取引終了後、子会社ダイブが米国企業と販売契約を締結し、同企業の動画作成プラットフォーム「Vyond」の国内販売を開始したと発表した。ダイブはこれまでも業務支援事業の他にグローバル事業を展開してきたが、今年7月に米カリフォルニア州に子会社を設立し体制を整えたことで、今回販売を実現したという。この発表が材料視され買われている。

 QPS研究所<5595>=物色人気で大幅高。前日に東証グロース市場に新規上場した同社は人工衛星の開発を手掛けており、宇宙関連銘柄と位置付けられる。前日は公開価格390円の2.2倍となる860円で初値形成後、874円で上昇一服。その後はストップ安の水準となる710円に売られる荒い動きとなった。直近IPO銘柄で値動きの軽さが意識され、全体相場が軟調ななかで個人投資家の日計りの資金が流入しているようだ。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS

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