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【市況】ロシア副首相、OPECプラスの減産が不十分であれば追加措置の用意

 ロシアのノバク副首相は、OPECプラスが先週合意した減産が市場を均衡させるのに不十分であれば、追加措置を講じる用意があると述べた。ロシアのタス通信によると、ノバク副首相は「OPECプラス全体で来年1月1日から日量220万バレルを減産するという合意により、1-3月期に通常見られる季節的な需要減少期を市場が安全に乗り切れるようになるはずだ」と述べた。

 さらに「現在の措置が十分でない場合には、OPECプラスは投機とボラティリティーを回避するために追加措置を講じるだろう」とも付け加えた。

 プーチン大統領がアラブ首長国連邦(UAE)とサウジアラビアを訪問するが、サウジアラビアのアブドルアジズ・エネルギー相も前日のインタビューで、OPECプラスの減産は必要であれば来年3月を過ぎても、間違いなく継続可能だと述べていた。

出所:MINKABU PRESS

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