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【市況】このあと11月調査分の米消費者信頼感指数 4カ月連続の低下が見込まれる

 このあと日本時間0時に11月調査分の米コンファレンスボード消費者信頼感指数が発表される。予想コンセンサスは100.9と4カ月連続の低下が見込まれている。前回10月分は市場予想は上回っていたものの、5か月ぶりの低水準となっていた。今回も米消費者のセンチメントの低下は続くと見られている。

 依然として物価高が消費者マインドを圧迫しているが、ここに来て雇用への先行き不安も台頭しつつあるようだ。米消費者は食品とガソリン高を気にしているが、その点においては若干の緩和も見られ、インフレも昨年からは大幅に改善している。しかし、この先の雇用情勢を考慮すれば、足元のインフレが若干落ち着いたとは言え、米消費者のセンチメントが大きく回復するまでには至っていないと見込まれている模様。

 100を割り込むようであれば、昨年7月以来の低水準となるが、現状でそこまで低下するかは未知数。だが、すでに発表になっている類似指標のミシガン大消費者信頼感指数(速報値)は前回から低下していた。

*コンファレンスボード消費者信頼感指数(11月)0:00
予想 100.9 前回 102.6

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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