【市況】株価指数先物【昼】 押し目待ち狙いのロングが意識される
日経225先物は11時30分時点、前日比180円高の3万2750円(+0.55%)前後で推移。寄り付きは3万2840円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2780円)にサヤ寄せする格好から、買い先行で始まった。寄り付き直後に付けた3万2850円を高値に軟化し、中盤にかけて3万2670円まで上げ幅を縮める場面も見られた。ただし、ショートを仕掛けてくる動きは限られており、終盤にかけて再び3万2850円まで買われるなど、押し目待ち狙いのロングが意識されている。
日経225先物は、オプション権利行使価格の3万2750円を中心とした上下の権利行使価格となる3万2625円から3万2875円のレンジ推移となった。こう着ながらも週足のボリンジャーバンドの+1σ(3万2730円)を挟んでの値動きであり、+1σを上回っている状況ではショートカバーを誘い込みやすいだろう。権利行使価格の3万2750円での底堅さが見られるようだと、3万3000円とのレンジに移行する可能性がありそうだ。
なお、NT倍率は先物中心限月で13.95倍に上昇した。一時13.91倍に低下する場面も見られたが、同水準で推移する75日移動平均線が支持線として機能する格好から、NTロングに向かわせている。
株探ニュース