【市況】伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (11月10日記)
伊藤智洋(テクニカルアナリスト)
日経平均株価は、昨晩のNYダウが下げた流れを映して、寄り付き値が下放れて始まる公算です。
現在が勢いの強い上昇の流れを継続しているなら、目先の展開は、本日が11月6日高値の3万2766円を超える動きになるか、9日の陽線の範囲内で推移して、週明け後に上放れて、3万2766円を超える動きになるかのどちらかが考えられます。
前者の場合、本日は寄り付き後、直ぐに上昇を開始して、一気に3万2766円を超える動きになる公算です。
寄り付き後に価格が下げるなら、本日中に3万2766円を超える展開にはならないと考えられます。
寄り付き後に価格が下げるなら、昨日の安値3万2193円を割れることなく上昇を開始して、陽線で引ける展開になるか、そのまま下げるかのどちらかになる公算です。
情報提供:パワートレンド=伊藤智洋のPower Trend
⇒⇒ 株探プレミアムで「伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】」(原則日曜日午前中)をお読みいただけます!
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
株探ニュース