【特報】話題株先取り【寄り付き】（2）：セーレン、リコー、福山運など

■セーレン <3569> 　2,362円　 +62 円 (+2.7％)　　09:07現在
　8日に決算を発表。「今期経常を一転1％増益に上方修正・最高益更新へ」が好感された。
　セーレン <3569> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比13.8％増の80.3億円に伸びた。併せて、通期の同利益を従来予想の138億円→155億円(前期は153億円)に12.3％上方修正し、一転して1.0％増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
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　同時に発表した「2.2％を上限に自社株買いを実施」も買い材料。
　発行済み株式数(自社株を除く)の2.2％にあたる120万株(金額で30億円)を上限に自社株買いを実施する。買い付け期間は11月9日から24年5月8日まで。

■リコー <7752> 　1,170円　 -65.5 円 (-5.3％)　　09:07現在
　8日に決算を発表。「7-9月期(2Q)最終は7％減益」が嫌気された。
　リコー <7752> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比4.7％増の156億円に伸びたが、通期計画の500億円に対する進捗率は31.2％にとどまり、5年平均の52.7％も下回った。
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■福山通運 <9075> 　3,810円　 -210 円 (-5.2％) 特別売り気配 　　09:07現在
　8日に決算を発表。「今期経常を38％下方修正、配当は5円増額」が嫌気された。
　福山通運 <9075> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(15:20)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比41.9％減の71.7億円に落ち込み、従来予想の94億円を下回って着地。同時に、今期の年間配当を従来計画の70円→75円(前期は70円)に増額修正した。
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■ニチハ <7943> 　2,819円　 -150 円 (-5.1％) 特別売り気配 　　09:07現在
　8日に決算を発表。「今期経常を一転6％減益に下方修正」が嫌気された。
　ニチハ <7943> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(15:40)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比22.3％減の52.5億円に減った。併せて、通期の同利益を従来予想の145億円→121億円(前期は128億円)に16.6％下方修正し、一転して5.5％減益見通しとなった。
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■ダイフク <6383> 　2,510円　 -101 円 (-3.9％)　　09:07現在
　8日に決算を発表。「上期経常が16％減益で着地・7-9月期も20％減益」が嫌気された。
　ダイフク <6383> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比16.3％減の208億円に減り、通期計画の555億円に対する進捗率は37.5％にとどまり、5年平均の42.3％も下回った。
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■船井総研ＨＤ <9757> 　2,448円　 -80 円 (-3.2％)　　09:07現在
　8日に決算を発表。「1-9月期(3Q累計)経常は7％減益で着地」が嫌気された。
　船井総研ホールディングス <9757> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(15:30)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比6.8％減の50.1億円に減り、通期計画の79.5億円に対する進捗率は63.1％にとどまり、5年平均の72.4％も下回った。
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■ディー・エヌ・エー <2432> 　1,496.5円　 -38.5 円 (-2.5％)　　09:07現在
　8日に決算を発表。「上期最終が33％減益で着地・7-9月期も30％減益」が嫌気された。
　ディー・エヌ・エー <2432> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(15:30)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比33.3％減の74億円に落ち込んだ。
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■新晃工業 <6458> 　2,478円　 +150 円 (+6.4％) 特別買い気配 　　09:07現在
　8日に決算を発表。「今期経常を11％上方修正、配当も25円増額」が好感された。
　新晃工業 <6458> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比52.7％増の27.8億円に拡大し、従来予想の19億円を上回って着地。業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の60円→85円(前期は57円)に大幅増額修正した。
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　同時に発表した「中期計画を策定、配当性向50％目標」も買い材料。
　配当性向50％(DOE3.5％を下限)を目標とする株主還元の大幅強化を盛り込んだ中期経営計画(25年3月期～27年3月期)を策定。

■キッツ <6498> 　1,079円　 +54 円 (+5.3％)　　09:07現在
　8日に決算を発表。「1-9月期(3Q累計)経常が22％増益で着地・7-9月期も29％増益」が好感された。
　キッツ <6498> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(15:00)に決算を発表。23年12月期第3四半期累計(1-9月)の連結経常利益は前年同期比21.8％増の115億円に伸び、通期計画の133億円に対する進捗率は86.7％に達し、さらに前年同期の78.6％も上回った。
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■東亜道路工業 <1882> 　6,120円　 +300 円 (+5.2％) 特別買い気配 　　09:07現在
　8日に決算を発表。「上期営業は黒字浮上で着地、今期配当を120円増額修正」が好感された。
　東亜道路工業 <1882> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(16:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結営業損益は6.2億円の黒字(前年同期は0.5億円の赤字)に浮上し、通期計画の60億円に対する進捗率は10.5％となった。同時に、期末一括配当を従来計画の90円→210円(前期は1→2の株式分割前で180円)に大幅増額修正した。
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　同時に発表した「1→5の株式分割を実施」も買い材料。
　24年3月31日現在の株主を対象に1→5の株式分割を実施。

株探ニュース