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【材料】アップスタートが決算受け大幅安 経常収益が予想下回る=米国株個別

(NY時間10:18)
アップスタート<UPST> 21.75(-7.66 -26.05%)

 人工知能(AI)を使った融資プラットフォームを手掛けるアップスタート<UPST>が大幅安。前日引け後に7-9月期決算(第3四半期)を発表し、経常収益が予想を下回ったほか、EBITDAも予想を下回った。第4四半期の経常収益およびEBITDAも予想を下回る見通しを示している。

 アナリストからは「厳しい環境が続いたため、同社の第3四半期の経常収益は取引量の圧迫とコンバージョン率の低下により予想を下回った」と述べた上で、「このような環境下で銀行はバランスシートを保守的に管理しており、同社株の短期的な上振れ余地は限定的と見る」とも付け加えた。

(7-9月・第3四半期)
・1株損益(調整後):-0.05ドル(予想:-0.02ドル)
・経常収益:1.35億ドル(予想:1.41億ドル)
・EBITDA(調整後):225万ドル(予想:560万ドル)
・EBITDAマージン:2.0%(予想:4.0%)

(10-12月・第4四半期見通し)
・経常収益:約1.35億ドル(予想:1.53億ドル)
・EBITDA(調整後):約0ドル(予想:1090万ドル)

【企業概要】
 消費者のローンに対する需要を集約し、AI対応銀行パートナーのネットワークに接続するクラウド型プラットフォームを提供する。消費者はより高い承認率・低金利や自動化サービスを、銀行パートナーは新規顧客へのアクセス、詐欺や損失率の低下、融資プロセスの自動化促進等の為のサービスを利用できる。

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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