【材料】スズキの今期最終益は一転過去最高の見通し、為替効果や売上構成変化など寄与
スズキ <日足> 「株探」多機能チャートより
円安効果や売上構成変化のプラス影響などを反映した。四輪の世界販売台数見通しは前回の予想から7000台増やして318万8000台(同6.3%増)に修正。半面、四輪の世界生産台数の見通しは4万6000台引き下げて332万9000台(同3.7%増)に見直した。
中間配当は従来の予想から5円増額し55円(前期の中間配当比5円増配)で決定した。一方、これまで50円としていた期末配当予想については、世界情勢が不透明だとして未定に改めた。23年4~9月期の売上高は前年同期比15.6%増の2兆5644億円、最終利益は同12.4%増の1293億4800万円だった。
出所:MINKABU PRESS