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【市況】株価指数先物【昼】 +2σ突破で押し目待ち狙いのロング対応


 日経225先物は11時30分時点、前日比870円高の3万2750円(+2.72%)前後で推移。寄り付きは3万2660円と、シカゴ日経平均先物清算値(3万2735円)にサヤ寄せする格好から、ギャップアップで始まり、10月12日に付けた直近戻り高値にツラ合わせした。買い一巡後に3万2550円まで上げ幅を縮めたものの、押し目待ち狙いのロングの動きは強く、終盤にかけては一時3万2770円まで買われた。

 日経225先物は、ギャップアップで始まった後は、オプション権利行使価格の3万2500円から3万2750円辺りでのレンジ推移を見せている。直近の戻り高値を突破し、ボリンジャーバンドの+2σ(3万2690円)を上回ってきたことから、達成感に加えて、過熱感も警戒されやすいところだろう。ショートは避けたいところではあるが、上値追いのロングも手控えられてきそうである。そのため、押し目待ち狙いのロング対応に向かわせよう。

 なお、NT倍率は先物中心限月で13.84倍に上昇した。25日移動平均線が位置する13.80倍辺りを突破してきた。指数インパクトの大きい値がさ株の上昇が日経平均型をけん引する格好であり、25日線が支持線として意識されてくるようだと、75日線が位置する13.94倍辺りを想定したNTロングが入りやすい。

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